整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

CT は骨癒合判定の強い味方!

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先日、右大腿骨骨幹部骨折後の症例を診察しました。すでに手術から1.5年経過しているのですが、まだ骨癒合していないとのことでセカンドオピニオン目的での受診でした。



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この症例は髄内釘で内固定されており、骨幹部に増殖型(elephant foot type)の骨形成を認めます。しかし、内側では骨癒合しているようにも見えます。



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しかし、CT を施行すると全周性に偽関節でした。私は髄内釘などの内固定材料が入っていると、それに隣接した部位の骨癒合状態は正確には判断できないと思っていました。


しかし今回の経験では、髄内釘があるにも関わらず骨癒合の状態をほぼ正確に知ることができました。今回の教訓は下記の2点です。


  1.  内固定材料があってもそれなりに CT で骨癒合を評価するできる
  2.  単純 X 線像で部分的に骨癒合していると思われる症例であっても、実際に CT を施行すると偽関節のことがある


放射線による被爆を除けば、それほど侵襲的な検査ではないので、偽関節を疑った場合にはやはり CD で精査するべきなのでしょう。







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豊富な図や画像が提示されているため、ほとんどの骨折や脱臼に対応することが可能です








iDeCo で VT は負けないは誤り!

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先日、医師仲間内で iDeCo が話題になりました。ご存知のように、 iDeCo は節税効果が高く、医師のような高額取得者には打ってつけの金融商品(?)です。


このため、投資にあまり詳しくない医師であっても、 iDeCo をやっている人が多いです。しかし、単に iDeCo を続ければ良いというわけではありません.


iDeCo に関する情報をネットで調べてみると、多くの人が VT などのインデックス投資を行っているようです。


他人の投資に対してとやかく言うつもりはないですが、VT などのインデックス商品を iDeCo でドルコスト方式で購入するのは非常に効率の悪い手法だと感じています。


一般的にはインデックス商品をドルコスト方式で購入すると「負けない」と言われています。しかし、私はこれは誤りだと思っています。


その理由は iDeCo での投資期間は永久ではなく、退職等で投資資金を回収する時期が必ず来るからです。しかも、回収時期はほぼ確定しているため、機動的な選択ができません。


仮に投資資金を回収する時期に市場全体が低迷していると、現金で持っている方がマシだったということも起こりえます。


そして残念ながら、現在のように金融市場が割高な時期に iDeCo 開始した場合には、そのようなことが発生する確率はかなり高いと予想しています。


人生は意外なほど短いです。現在40歳の人が60歳まで iDeCo でVTを購入し続けたとしても、60歳時点で現在の半分の価値しかなければ目も当てられません。


歴史的には20年間株式市場が低迷することも珍しくありません。よく引き合いに出される右肩上がりの長期チャートは、1990年以降のたった30年間のランニングでしかないのです。


このように考えると、VT を盲目的にドルコスト方式で購入することは危険であることが分かります。特に現在のように市場が高騰している時期はなおさらです。


ではどうすればよいのか?というと、自分のポジショントークなのですが iDeCo では定期預金で運用(?)することを周囲にはお勧めしています。


 iDeCo で定期預金を行うとはバカなやつだ(笑)と言われそうですが、私は大真面目で周囲の人に定期預金での運用を布教しています。


盲目的にインデックスをドルコスト方式で購入したから「負けない」などということはありえず、私はむしろ2017~2018年から始めた方の大半は負けると予想しています。


このようなことを書くと各方面からお叱りを受けそうですが、私は強く「 iDeCo は定期預金で運用しよう!」と言いたいです。


そして、金融市場がクラッシュしたときに、勇気をもって定期預金を VT 等のインデックス商品にスイッチするのです。


「日本は巨額の財政赤字を抱えているのでインフレが発生する。その時には VT などの株式投資が有用だ」という意見もありますが、インフレになればスイッチするだけです。


ある日突然インフレ率が20%になったなどということはありえず、通常は早くても半年~1年ほどかけて徐々に進行します。インフレに気付いた時点でスイッチするだけです。


20%のハイパーインフレが発生するかもしれないという意見もありますが、過去の歴史をひも解くとハイパーインフレ発生時には株式市場がクラッシュするので絶好の買い場です。


このように考えると、インフレが怖いから VT をドルコスト方式で購入しようという考え方は、いかに現実的ではないかがよく分かります。


何でもそうですが、フリーランチはあり得ません。運用から目を逸らして、盲目的にドルコスト方式で購入することは、決して褒められた行為ではないことを認識するべきでしょう。






★★  医師のための金融資産形成術  ★★


資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。



NY夜景

      



勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。


1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術


①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。


一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。 


今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。


築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。



制度のゆがみを見つけよう!

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先日の地震保険の続きです。
貸家4つの合計で約100万円の地震保険がおりることが確定しました。


残念ながら規模の大きな1棟物件に関しては、現在の所有している物件も過去に所有していた物件も該当しなかったのですが、無から出た災害給付金なので満足しています。


さて、地震保険で給付金をいただくことになって改めて制度の歪みについて考えてみました。 世の中は全てが経済的合理性に基づいて動いているわけではありません。


経済政策であったりとか福祉対策であったりとか目的は様々ですが、経済的合理性に合わない制度や仕組みがたくさんあります。


今回の地震保険もそのような歪みを孕んでいる制度なのですが、その他のものとしては住宅ローンや医療保険が挙げられます。


経済的合理性を考えると、住宅ローンならもっと金利が高いはずですし、医療保険なら保険料がもっと高いはずです。


それが今のような低水準の負担に抑えられているということは、その歪みから何らかの利益が他から移転しているということになります。


住宅ローンで言うと 、来取るべき金利よりも相当低い水準に抑えられており、本来なら融資されるはずがない物件や人に対して融資がなされています。


将来的に経済環境が変わると銀行や制度自体が崩壊してしまう可能性がありますが、私たちのような消費者の立場では打出の小槌的な制度です。


医療保険に関してはリスクの高い高齢者に対して大判振舞いを続けているため、私たちのような医療従事者はその恩恵を受けています。


この制度に関しても、高齢者や医療従事者のような受益者がいる一方で、搾取され続けている一般人がいるわけですから、制度に永続性のあるものとは思ってはいけません。


しかし、私たちのような小市民にとっては、制度を現実に即したものに変えるというような高邁な理想論ではなく、現実に即した生き残り策を検討するべきだと思います。


住宅ローンに関しては、普通の事業性融資では購入することができないような物件を購入することがその利用法のひとつとして挙げられます。


ひとつの例として、都市中心部にある積算評価と実勢価格の乖離の激しい物件を消費的目的(自分で住む)で購入する等が該当します。


このような物件を全期間固定金利等で購入すると、将来インフレになった場合には大幅なディスカウント価格でゲットしたことになります。


このように制度の歪みを見つけてそこから何か利益を得ることができないかと考えることは、 実は資産形成において隠れた王道のひとつなのではないかと思います。






★★ 管理人監修の資産形成マニュアル ★★
 


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