整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

肩脱臼整復でマジックベルトは有効

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先日、20歳台の大柄な男性が肩関節脱臼で搬送されてきました。
若干社会性の無い方で、搬送時から救急隊員やスタッフにひたすら暴言を繰り返していました。


スタッフからの「とにかく早く帰して!」という無言のプレッシャーを晒されて、私はいつになく緊張しました(笑)。ここで治療に手間取ると整形外科の院内での評判に関わってしまいます。


そこで、今回も以前にご紹介した方法で肩関節の整復を試みました。Stimson法を行う上で難しい点は重りを患肢に装着するところですが、 マジックベルト があれば大丈夫です。



                 



これはリハビリテーションでホットパックなどを患部に固定すする際に使用するベルトです。固定性が非常に良いため、10kgのダンベルでも簡単に固定することが可能です。


下の画像のように、このマジックバンドを3本使用することで、ダンベルをしっかりと患肢に固定することができます。通常3~5kgで整復されますが、10kgでも牽引可能となります。



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今回は大柄な若年男性だったので6kgでStimson法を施行したところ、5分ほどで整復を完了することができました。何はともあれ、スタッフの期待に沿えて良かったです(笑)。


結局、この方は三角巾・バストバンド固定を拒否して帰って行きました。。。時々このような方に遭遇しますが、今回は搬送から治療終了まで15分程度だったので良かったです。



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日経225の2万円台乗せで行動開始!

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ゴールデンウィーク前の4月22日に、日経225が終値でも2万円の大台越えを果たしました。日本の株式市場は(世界もですが)過熱しているようです。


株式市場の過熱感が強いため、私は1990年のバブル崩壊後の最高値圏を推移している日経225の終値での2万円越えにも全く興味がありません。


しかし、世間の流行を全く無視するのもどうかと思うので、ひとつの行動を起こすことにしました。それは、証券口座に「鍵」をかけることです。


私の金融資産の保有方針は「ネット環境から可能なかぎり遠ざける」です。現金に関しては非常に簡単で、リアルの銀行口座を開設してネット利用を申請しないことで間に合います。


更にキャッシュカードを作らず、引出し時は銀行印を持参して窓口に行くのが最強です。これらに加えて、私は通帳を貸金庫に入れているので現金を引き出すのも一苦労です(笑)。


もちろん、日常生活の決済用に小額の現金のみネット銀行に保管していますが、全体からみると1%未満しかありません。このように現金の管理に関しては簡単に安全性を担保できます。


しかし、証券口座に関してはなかなかネット環境を完全排除することは難しいです。今では野村證券などの旧来型の証券会社までネット部門を立ち上げています。


有価証券担保を専門とする証券会社は、ネット環境が排除されていますが、それ以外の口座管理料無料の証券会社ではネット利用が前提となっています。


日経225が2万円台を越えたので、今後数年は株式購入の機会は無いと判断しました。そこで、証券口座のセキュリティを高めるためにネット上での取引をほぼ出来なくしました。


具体的にはPWを乱数化処理した20桁近いアルファベット+数字に変更しました。また、登録メールアドレスを削除して、ネット上から登録情報を変更することを不可能にしました。


取引すること自体が一苦労するほど面倒な状況にわざとすることで、証券口座に「鍵」をかけたのです。株式市場にチャンスの窓が開くまでは「鍵」をかけておこうと思います。



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資産1億より年収3000万円が簡単?

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全国の整形外科の先生方が一同に会する5月の日本整形外科学会学術総会に便乗して開催する資産形成セミナーの準備作業をしています。


セミナーに向けて医師の財務状況を分析しているのですが、「年収3000万円と純資産1億円はどちらが難しい?」と言う命題が、資産形成を行うべき理由のひとつだという考えに至りました。


あなたは、年収3000万円と純資産1億円ではどちらがハードルが高いと思いますか?  医師であれば、年収3000万円はさほど珍しくないと思います。


実際に私の周囲でも年収3000万円超えの医師を散見しますが、1億円を超える資産を独力で築き上げた人はあまり見かけたことがありません(もちろん、相続の方は多いです)。


医師においては、年収3000万円よりも資産1億円の方がハードルが高い印象です。そこで、最も客観的で信頼がおける国税庁が発表しているデータでエビデンスを調べてみました。


このデータでは年収2500万円以上の納税者数(*)は、毎年10万人前後で推移しています。この数字は日本人全体の約0.1%です。


                ※ 国税庁の資料(P.20)では2500万円以上が一括りにされています


一方、野村総合研究所のデータでは、金融(純)資産1億円以上は5000万世帯中の約100万世帯(約2%)です。データの比較では年収3000万円(2500万円)の方がハードルは高そうです。


年収3000万円は個人の能力が反映される一方、資産1億円は相続絡みが多いことを勘案しても、0.1.% 対 2%という結果をみると意外にも年収3000万円の方がハードルが高いようです。


では、年収3000万円程度あれば、資産1億円は楽勝なのかというと、全くそうではないと思います。むしろ、年収3000万円であっても「億超え」はかなりハードルが高いのが実情です。


年収3000万円よりも資産1億円の方がハードルが高い理由は、年収3000万円と言えども単純に余剰資金を積み上げるだけであれば、1億円に到達するのにかなりの時間が必要だからです。


年収3000万円の税・社会保険料控除後金額は約2000万円です。ここから住居・生活費を控除すると実際の可処分所得(フリーキャッシュフロー)は1200~1300万円にしかなりません。


もちろん1200~1300万円という数字は立派ですが、元の「3000万円」からは大幅に減少していることが分かります。年収3000万円でも貯金だけなら1億円に到達するに8年もかかるのです。


これは、子供の進学やマイホーム購入等のライフイベントを一切考慮しない数字です。これらの大きなイベントが発生する度に、資産1億円に到達する期間が延びることになります。


そして、年収3000万円を8年間コンスタントに稼ぐことは難しいと思います。2~3年だけ勢いで3000万~1億円を稼ぎ出す方は居ますが、10年以上コンスタントに稼ぐ方は多くありません。


かく言う私も、「自己記録に挑戦だ!」と言って個人所得の記録に挑んだ時期がありましたが、税率の高さと手残り金額の低さに辟易して、今ではほどほどの年収と仕事量にセーブしています。


個人所得が3000万円を超えてくると、感覚的には手残り金額は稼ぎの1/3にも満たなくなるため、バカバカしくて自分の時間を投入する気になれないのです。


純粋にお金のことだけを考えると、個人で馬車馬のように働いて稼ぎ出すことはエネルギーの浪費に過ぎません。個人所得→法人所得にシフトすることを真剣に検討するべきだと思います。


このように高額所得者といえども純資産で”億”の壁を越えることは極めて難しいのが実情です。年収が3000万円あっても貯金だけでは、簡単には億越えの富裕層には到達でません。


年収3000万円でもこれだけの期間がかかるのであれば、年収1000万円では更にハードルが上ります。年収1000万円の場合でも生活費は3000万円の方とあまり変わりません。


生活費を控除すると、可処分所得は多くて300万円程度です。この場合、貯金だけで1億円を越えるには、子無し・マイホーム無し・病気怪我無しでも30年以上(!)掛かってしまいます。


30年間も年収1000万円+ライフイベント無しを維持するのは現実的ではないですね。この億超えに必要な高いハードルを乗り越えるには、やはり何らかの「ひねり」が必要になります。


この「ひねり」が資産形成の戦略なのですが、このあたりのお話を5月に神戸で開催予定の資産形成セミナーでできればいいなと考えています。



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