整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

子供への教育投資は合理的!

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中学入試まで2ヶ月を切っており、このところ休日返上で勉強に励んでいます。
もちろん、「私」 ではなく 「子供」 がですが(笑)。


私は、自分の波乱万丈な(?)人生経験から子供に高等教育を施すことに対して肯定的です。したがって中学入試などの激烈な競争環境に子供を放り込むことに対して全く躊躇はありません。


一時期導入された「ゆとり教育」などはクソだと思っていますし、世界の優秀な人材と同じ土俵で戦うためには、現在日本の大学受験や中学受験程度の競争はユルイとさえ考えています。


それはさておき、教育にはお金が掛かります。例えば小学6年生を例にすると、通常の塾代に加えて日曜特訓・教科書・夏期/冬期講習などを合計すると毎月10万円近くの費用が掛かります。


更に首尾良く志望校に合格しても、私立の中高一貫校の授業料は年間50万円程度かかります。小学校~高校までの教育費を合計すると1人あたり最低500万円程度かかる計算です。


現役で国公立大学医学部もしくは東京大学に合格できれば、なんとか合計1000万円程度に収まりそうですが、私立大学医学部であれば5000万円コースです。


子供が複数居る場合にはちょっとコワイですね(笑)。しかし、だからと言って教育費をケチるという選択枝は、子供に対する想いだけではなく経済的合理性からもあり得ないと思います。


何故なら、5000万円を現金で贈与すると2220万円の贈与税が必要です。贈与税を回避するために暦年贈与しても、周到に準備しなければ相続財産と認定されるリスクがあります。


これに対して教育費には、基本的に贈与税は掛かりません。税金という多額のコストを支払って贈与するよりも、教育費としてコスト無しで経済的恩恵を贈る方が経済的合理性があります。


もちろん、「教育費を掛けても必ずしも経済的恩恵を得ることはできない」という意見があります。もっともな意見ですが、それでも現金で贈与するよりも確実性は高いと考えます。


いろいろな方から相談を受けるので分かるのですが、多額の財産を譲り受けても騙されたり散財してしまい、数年すると手元に財産があまり残らないケースが非常に多いのです。


資産形成能力ほどではないですが、資産を維持することにも能力が必要です。つまり最終的な資産規模は自分の器(うつわ)に落ち着くので、現金で贈っても無駄なケースが多いのです。


もちろん、子供の資産形成能力や資産を維持する能力を鍛え上げると良いのですが、これらの能力は非常に特殊で天性の才能もある程度必要なため、確実な習得がとても難しいです。


おそらく、資産形成能力や資産維持能力の習得よりも、学力や学歴取得の方が簡単で確実なので、子供の教育にエネルギーを注ぎ込むことは非常に合理的だと考えています。




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THA: 内閉鎖筋を温存する工夫

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一昨日の手術は、人工股関節全置換術(THA)でした。
最近は、内閉鎖筋温存の後外側アプローチの試行錯誤が続いています。


内閉鎖筋は、上下双子筋の間に埋もれているので、短回旋筋群を展開した段階では目視で確認できないケースが多いです。指先で触知すると上下双子筋間に索状物として触知します。



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上記の画像は術野をやや下方から覗き込むように見ているのですが、インナーボール直上の白い索状物が内閉鎖筋です。これだけ内閉鎖筋を温存できると後方安定性は抜群です。


しかし、内閉鎖筋を温存すると寛骨臼の展開が非常に苦しくなります。特に寛骨臼へのリーマーの出し入れが困難なことが大きな問題となります。


この問題点を解決するために、下記のような工夫をしています。
① 大腿骨頚部をやや短めに骨切りする
② 左側なら5~6時、右側なら6~7時方向の寛骨臼縁を(リーマーで)切除 
③ 3本のレトラクターをラダーのように使用してリーマーを寛骨臼に誘導


もちろん、脚短縮が大きな症例や変形・拘縮が高度な症例では、潔く内閉鎖筋は切離して梨状筋のみ温存する後外側アプローチを選択しています。



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テーピングを知っているだけで鼻高々

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医師としての能力を遺憾なく発揮するには、設備の整った医療機関に居ることがベストです。しかし日常生活でも、医師であるかぎりはそれなりの能力の発揮を求められる場合があります。


「設備が無いから、何もできないし分かりません」では、せっかく”医師”であると一目置かれているのに、がっかりされて評価がガタ落ちになってしまいます(笑)。


無用な医療訴訟を避けるという観点からは、ベストのパフォーマンスを発揮できない状況に居るならば、「知らぬ存ぜぬ」で通す方が安全で無難だと思います。


しかし、そんなことばかり言っていると面白くありません。特に整形外科医であればテーピングや包帯の使用方法を知っているだけで、外傷のプライマリーケアに対応できるので有用です。


もちろん、テーピングの理論を熟知しておくに越したことはありませんが、深い知識が無くても意外と使えるのがテーピングの良いところです。


先週の週末に、私はボランティアで地域の小学校の引率で山間部での宿泊体験に行ってきました。都心と違いかなり寒かったので、指先のあかぎれを発症する子供が続出しました。


小学校の先生方は小学生にバンドエイドを貼ってあげていましたが、バンドエイドぐらいでは痛みは治まりません。野外活動の際に、指の痛みがキツくて結構辛そうな子供がたくさん居ました。


そこで私がテーピングであかぎれを起こした小学生の患部を固定してあげると、痛みがほとんど無くなり野外活動に全力で取り組むことができました。


また、一緒に宿泊体験に引率に来ていた地域のボランティアの人が大腿の肉離れを起こしたのですが、患部に圧迫包帯を施行すると痛みがかなり軽減して感謝されました。


いずれも私がしたことは非常にシンプルで誰でもできることですが、このあたりの知識は一般の方ではなかなか思いつかないようです。


あなたが ” 医師 ” であるなら、テーピングや包帯の知識を知っておくと、日常生活においても一般の方と差別化できるので、皆から羨望の眼差しで見られてかっこいいかもしれません(笑)。




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