先週木曜日、遂に日経225が史上最高値を更新しました!
私が株式投資を始めたのは2001年ですが、その時の日経225は約12000円でした。
そこから足掛け23年での最高値更新です。当時から現在までの株式市場を知る身としては、よくぞここまで上昇してくれた!といった感じです。
もちろん、日経225は株価指数としてはかなり偏りのある指数です。より株式市場の実態に近いのは東証株価指数(TOPIX)であることは論を俟ちません。
実は、TOPIXはまだ史上最高値を更新していません。このため、真の日本株の史上最高値更新は、もう少しお預けと言ってよいでしょう。
しかし、日経新聞を始めとする各メディアは、すでにお祭り騒ぎです。シンボリックな指数が偉業を達成したのですから当然と言えば当然ですね。
日経225の問題点
日経225とTOPIXの間には比較的大きな差異があります。日経225が史上最高値更新したにもかかわらず、TOPIXはまだ史上最高値まで距離があることからも理解できますね。
そして、現在の日経225は一部の値嵩株、具体的には東京エレクトロンなどの半導体関連銘柄の値動きに大きく影響されています。
このため、日本株全体の値動きとはやや乖離傾向にあります。東京エレクトロンなどの「アツイ」個別株を持っていない限り、日経225ほどの上昇は期待できないのが現状なのです。
それでは、やはり指数投資の方が良いのでしょうか。私はそうとは言いきれないと考えています。半導体関連銘柄のメッキが剥がれると急落するリスクがあるからです。
指数に投資するのも個別株に投資するのも、究極的にはリスクとリターンをどこに設定するかだけの問題なのです。
上昇の果実をすべて取り込むにはBuy&Holdが最適
一方、日本株が上昇局面に居るのは確かだと思います。私自身は平成バブルの雰囲気を知らないので、現在の状況がバブルではないと言い切れません。
しかし、PER、PBRなどを見る限りでは、バブルには程遠い状況だと考えています。そうであれば、この上昇局面を取り込むには、Buy&Holdが最も適していると思います。
これだけ株価が上昇すると、ついつい売却したい気持ちになります。しかし、ここで売却せずに持ち続けることによって、更なる含み益を取り込める可能性があります。
2013年に始まった今回の超長期にわたる株式の上昇相場では、途中に何度も「売り時」と思われる状況がありました。
しかし、売却するべきだと思われる状況下においても、頑として保有しつづけることで、私はこれまでの株価上昇の果実を全て取り込んできました。
もちろん、明日大幅に下落する可能性も充分にありますが、10年後には今よりも上がっている可能性が高いです。日本の底力を信じてこれからもBuy&Holdに徹しようと思います。
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