整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

テックだけが医師の起業ではない!

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最近、医師の中でも起業しようとする方が多い印象です。参入障壁の高さを利用してどんどん起業しようという布教活動(?)をしている身としては好ましい風潮だと考えています。


いろいろな場面でビジネスモデルを拝聴することが多くなりました。しかし、残念ながら巡航状態に持って行くのはなかなか難しそうだというアイデアがほとんどです。


私のやり方ではないからダメ出しするわけではないですが、客観的に見て事業化が難しそうなアイデアが多いです。今回は、なぜ事業化が難しいのかについて考えてみました。




世の中の「痛み」を見つけよう


一般的に起業のアイデアは、提供したい価値を見つけることから始まります。自分で世の中に不足しているサービスを考えて、それに対する解決法を提供するという思考回路です。


このこと自体は問題ない思考方法ですが、残念ながらそれだけではビジネスとして成立しません。なぜかと言うと、この時点では利益を確保する視点が欠落しているからです。


確かに世の中のニーズを汲み取ることは重要なことです。しかし、このこと自体がビジネスの収益に結びつくか否かは別問題です。


そして残念ながら世の中のニーズのほとんどは、それを解決したとしてもそのまま収益に結びつくことはありません。


世の中にはお金にならないニーズが多いのです。それではどうすればいいのかと言うと、架空のニーズを検証するのではなく現実問題としてそこにある大きな「痛み」に着目します。


まだ世の中に周知されいない架空のニーズの場合は、ニーズそのものを認識していない人が多いのでビジネスとして利益を確保することが難しくなります。


しかし現在存在している痛みに関しては、消費者そのものが痛みを実感しています。このため、それに対する解決法が提供されると購入してくれる確率が高まります。


つまり、ビジネスのネタを見つけるためには想像上のニーズではなく現実問題として「痛み」を伴うニーズに着目することが収益化の確率を高める方法です。


ちなみにこれは私のオリジナルではありません。オンラインサロン内で、Quotomy の大谷先生が「痛み」というフレーズを使ってビジネスのニーズを説明されていました。


そして着目する痛みに関しては、痛ければ痛いほど収益化の可能性が高まります。理想的には痛烈な痛みを伴っているニーズをいかにして見つけるかがポイントです。


そういう視点で医療業界周辺を見ると、痛烈な痛みを発しているところがいくつかあることに気付きます。


それらの中で、初期費用がさほどかからず知識や人材の再配置で利益を確保できる領域を選択することが事業の収益化成功への近道だと思います。




テクノロジー vs 高度人材の適正配置


このような強烈な痛みを発しているニーズを発見した場合、その次に必要なものは如何にしてそこにサービスを投入できるかです。


ここで必要となるのは「人脈」です 。医療業界でもテクノロジーが注目されがちですが、 医療ではテクノロジーよりも高度専門人材の適正配置が問題になっていることが多いです。


つまり医療ではテクノロジーだけでは解決できず、高度な専門知識を持った人材が最終的な解決法となることが多いのです。


このことから初期費用や維持に膨大な費用のかかるテクノロジーよりも、高度専門人材の適正配置に注目する方が、低リスクで当初から収益化できる近道ではないかと考えています。


高度専門人材の適正配置を実践するためにはある程度の人脈が必要です。そして、人脈を形成するためには自らの信用力を高める必要があります。


私がブログを長年続けているは、高度な専門知識を持った人材である医師の信頼を得ることが目的のひとつでもあります。


テック系の起業も悪くないですが、高度な専門知識を持つ人材の適正配置に着目したビジネスモデルをもっと検討するべきではないかと思っています。






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改修工事見積で苦戦中!

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新規で購入した 自宅2号の改修工事をするにあたって工務店との折衝が続いています。その過程において、工務店に関する新たな気付きを得たので共有させていただきます。


まず工務店とは、各専門職を束ねて効率よく業務を進める船頭さんのような役割を担っています。実際に改装工事をするのは、大工、水道業者、電気業者さんといった専門職です。


しかし、各専門職は自分の領域のみしか対応できず、また部材を
適切なタイミングで仕入れることも得意ではありません。


そのような各職種の間の工事日程の調整や部材の調達などを総合的にプロデュースするのが工務店の役割です。


今回は、私が得意とする木造建築ではなく鉄骨造の大規模改修なので、いつもお願いしている工務店とは別の工務店にお願いすることになりました。


しかし
鉄骨造建物を得意とする工務店というのがどのようなものかよくわからず、数社に見積り依頼することにしました。以下はその顛末です。




工務店 A


この会社は デザインを得意とする工務店で、立派な表装の見積書を携えて説明に来てくれました。いつもの工務店の見積書とはグレードが違って、非常に美しい見栄えです。


代表がデザイナーさんなので、建物改修工事のコンセプトから入って、綺麗な CG まで付いている見積書でした。おおっ、これはすごい!


お話をお伺いしていると改装後の家に住むことがワクワクしてくるのですが、肝心の見積部分に関してはペライチの見積書でした。。。


大雑把な項目が並んでいるだけで、実際に確認したい見積明細に関しては全く記載がありませんでした。詳細見積りを要求するとはぐらかされてしまいます。これは厳しいな・・・




工務店 B


こちらの工務店は、鉄骨に特化しており職人風の一人親方工務店でした。知り合いから紹介を受けたのですが、直接会って話をすると
なかなか面白い人で好感が持てました。


改修工事の見積りを作るのは結構大変で、通常2週間ほどかかります。図面はすぐ提出されたのですが、肝心の見積りに関してはなかなか上がってきません。


4週間ほどして見積りが送られてきたのですが、内容は先ほどの工務店Aと同じく大雑把な項目が 10個ほど並んでいるだけのほとんど内容のない見積書でした。


今回の改装で選択するお風呂やキッチンメーカー見積り書がカタログと一緒に添付されていました。こちらのメーカー見積書は非常に細かい明細が記載されていて綺麗な見積書です。


どうやら 4週間もかかったのは、メーカー見積書が上がってくる期間だったようです。
驚くべきことにメーカー見積書の金額は定価だったので、正直言ってかなりがっかりしました。


肝心の改装工事自体の見積書が大項目だけでは内容が全く分かりません。もっと詳細な見積書を依頼したところ、3週間経っても音沙汰がありません。


どうやら建物の面積から経験則に基づいて算出した、かなりアバウトな見積り(見積りと言えるシロモノではないのですが)だったようです。




良心的な工務店を見つけるのは難しい


両者とも今まで取引関係が全くなかった工務店なのですが、一般的な工務店の対応というのはこんなにも内容の薄いものなのかと驚きました。


パンフレット等のビジュアルをつけて気分を盛り上げるような体裁の見積書ですが、肝心の内容が全くないのです。


しかし説明を受ける時のプレゼンがなかなかうまいので、ワクワク感を抱いてしまいます。おそらく改装工事の経験のない人は、あっさり落ちてしまうんだろうなと感じました。


私のように比較的継続的に物件の改装工事に取り組んでいる人は少数派だと思います。今回の経験から、工務店を選ぶ難しさを再度確認しました。


紹介された工務店なら安心と思うのも禁物です。もちろん、工務店が適正な対価を得ることは全く問題ないですが、仕事に対する姿勢がいい加減な所は避けた方が無難でしょう。




それでも工務店は重要


最後になりますが 今回の記事では工務店に対して否定的なことを書きましたが、良心的な 工務店との良好な関係は不動産賃貸経営では非常に重要です。


クロス屋さんや電気業者などの職人に直接発注すれば良いものを除くと、
水道業者等のアプローチが難しい業者さんの場合は工務店を通じた方がスムーズなイメージです。


何よりも、工務店に依頼することによって、多少のマージンはかかるものの、こちらの時間が圧倒的に節約できます。


私は自分の時給を 2万円に設定しているので、連絡する時間も含めて
これ以上費用がかからないと判断された場合には、基本的には工務店を使うようにしています。


自分の時間にレバレッジをかけるのに工務店は非常に有用です。良い工務店を見つけるのは難しいですが、不動産投資に本格的に取り組むのであれば避けては通れないと思います。






★★ 管理人監修の「築古木造戸建投資マニュアル」 ★★
 


なぜ、築古木造戸建なのか? 不動産業者が勧めるピカピカの投資用新築マンション投資など全く比較にならない旨みが隠されています。医師が築古木造戸建投資を行う目的は2つです。


  1.  不動産投資の入門編
  2.  給与所得の節税対策


医師のあなたなら、築古木造戸建投資は税制を絡めて低リスクに実践可能であり、本格的な不動産投資を開始する前の絶好の練習台となります。
 

本マニュアルは、「勤務医のあなたが開業医並みの収入を得て富裕層に到達する方法!」で提唱した築古木造戸建投資の実践版です。


多忙な医師が時間をかけずに知識を習得することを目的に、パワーポイントのプレゼンテーション形式となっています。ポイントだけに絞っているので1時間以内に概要を掴むことが可能です。


全143スライドのPDF版ダウンロード販売で、30日間の返品保証付きです。当直1回分にも満たない価格なので、本マニュアルの手法を実践すれば、あっという間に元が取れると思います。


尚、医師以外の方のご購入はご遠慮ください。




医師のための築古木造戸建投資マニュアル 1





安全策を採るのもほどほどに!

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骨折治療中の患者さんには単純X線像等の画像で外来フォローします。ただ周知のように、仮骨はそんなすぐには見えてきません。


骨折の治療では、特に最初の 2~3 週間が転院しやすい時期という認識なので、この期間に関しては骨折型によって 1 週間もしくは 2 週間毎に診察をしています。


受傷後 2~3 週間は骨癒合をみているのではなく転位しないかどうかを確認しているのですが、このことは患者さんにはなかなか理解してもらえないです。


患者さんから聞かれることの圧倒的一番は「良くなってきていますか?」という言葉です。このフレーズは受傷早期の診察から頻回に発せられます。


しかし、残念ながら私たちが画像で確認したいのは、良くなってきている(=骨癒合の所見)ではなく、悪くなっていないこと(=転位していない)です。


後になって順調だったハズなのに!と誹謗されることを恐れて安全策(?)を採って「まだ骨はできていないですね。。。」と言ってしまい、患者さんをがっかりさせてしまいます。


少し罪悪感を持っていたのですが、最近は受傷後 2~3 週間であっても「良くなってきています」と言うようになりました。要らぬところで身の保全を図る必要は無いなと。。。


画像で骨癒合所見が現れるまで数週間かかりますが、よく考えると骨癒合所見が現れていない初期の段階であっても、どんどん骨癒合が進んでいるはずです。


受傷後 2~3 週間は骨折が転位しないことを確認しているのですが、転位していないということは骨癒合が正常に進んでいる可能性が高いということにもなります。


そこで、私は仮骨が見えていなくても、転位していなければあえて「良くなってきていますね!」と言うようにしています。


そのように言って患者さんを安心させてあげると気持ちよく帰っていただけるので、外来もスムーズに流れていくと思います。


※ もちろん、安心させると無茶苦茶するキャラクターのときはこのかぎりではありません






★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★


豊富な図や画像が提示されているため、ほとんどの骨折や脱臼に対応することが可能です








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