整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

書評: 最強のAI活用術

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表題違いで恐縮ですが、ケアネット・ドットコムの連載企画【医師のためのお金の話】第8回が本日アップされました。お題は、何から始める不動産投資 ? です。



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不動産投資は、目的を明確にして投資手法を選択するべきであることを書かせていただきました。1分ほどで読了可能なので、是非ケアネットを訪問してくださいね。



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最近話題のAIについて少し勉強をしました。
何冊か読んだうちで、一番実践的だった書籍をご紹介します。








抽象的なAIの総論ではなく、2018年時点のAIをどのように使いこなすかについて、実際の商品を紹介しながら分かりやすく解説されています。


NVIDIAの商品のスペックや価格まで記載されており、雲をつかむような話が多いAIが、実感として理解できるようになりました。


私の気付きは下記の点です。
  • AIでは正解のあるデータをどれだけ効率的に大量に集めるのかがキモとなる
  • 正解データを集めるアノテーター(Annotator)が重要な役割を果たす
  • アノテーターの業務は職人芸



そして本題とは関係ないですが、最も驚いたのは2004年の世界No.1スパコンの「地球シミュレータ」と同性能のハードウェアが、今では100万円未満で購入できるという事実です。


下記に2004年の地球シミュレータと、2016年のDeep Learning Boxを比較しました。結論は、10数年前の最先端スパコン以上の機器を、今では誰でも購入できることに尽きます。


  • 価格: 地球シミュレータ 185億円 vs Deep Learning Box 99万円
  • ランニングコスト:地球シミュレータ 51.5億円 vs Deep Learning Box 5万円
  • 設置面積: 地球シミュレータ 1300㎡ vs Deep Learning Box 0.13㎡



Deep Learning Boxの大きさは通常のPCを少し大きくしたぐらいです。ちなみに、2017年のDeep Learning Boxは、価格据え置きで性能は1.25倍に進化しました。。。


ハードウェアの進化がとんでもないことになっていることが理解できると思います。日本の科学技術力の粋を集めた地球シミュレータが、たった16年で汎用品レベルになっています。


著者は最後に「知識は急速に陳腐化する」と説いています。既存の知識を常にリニューアルし続けなければ、あっという間に脱落してしまいます。


ある意味、非常にしんどい世の中になってきました。経験の価値がどんどん下がり、一生勉強が続くことを意味するからです。おそらく、私たち医師も例外ではないのでしょう。。。







★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★

整形外科を志すなら、キャンベル(Campbell's Operative Orthopaedics)は必須でしょう。ペーパー版以外にも、DVDやe-ditionもあって便利です。更にKindle版は約30% OFFで購入可能です。このような辞書的な医学書は、電子書籍と相性が良いと思います。 









現病歴をまとめるのは意外と難しい

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私は腰痛持ちです。
ときどき軽い腰痛を自覚しますが、基本的には経過観察です。


ところが先日、いよいよ疼痛が増悪してきたため腰椎MRIを施行することにしました。軽くセルフ問診してみたところ、意外なほど現病歴の的を得ていないことに気付きました。


例えば、腰痛で受診した患者さんには「いつから痛いですか」「どの部位が痛いですか」「だんだん痛みがひどくなってきていますか」等をルーチンで聴取します。


外来では時間があまり無いので、これらの質問に対して「あーでもない、こーでもない
」という優柔不断(?)な患者さんには、正直に言ってイライラします。


しかし、イザ自分が答えようとすると、「えっ、いつから痛いかな???」「痛みの度合いは悪くなっているとも言い切れないないな・・・」と、かなり優柔不断です(笑)。


よく私は「痛いのは1ヵ月前からですか? 3ヵ月前からですか? 半年前からですか?」とマシンガンのようにまくしたてますが、自分の立場ではいつからか分からないです。。。


なるほど、患者さんの身になると、
現病歴をよどみなく教科書的に答えることはできないと考える方が自然なのかもしれません。







★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★


自治医科大学准教授の星地先生の経験・知識を余すところなく収めたサブテキストです。定番と言われている教科書に記載されている内容は素直に信じてしまいがちですが、実臨床との”ズレ”を感じることがときどきあります。このような臨床家として感じる、「一体何が重要なのか」「何がわかっていないのか」「ツボは何なのか」を自らの経験に基づいて完結に述べられています。








                        

服で拭く(ふくでふく)

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外来診察で困ることのひとつに診察後の手洗いがあります。ベストの手洗い頻度は、患者さんの診察毎でしょう。


しかし、午前だけで30回以上も手洗いしていると、時間がもったいないし、手指が荒れてしまいます。何か良い手はないかな・・・


考えた結果、患者さんの服で拭くということを実践しています。例えば、Spurling testやJackson testを行う時には、患者さんの頭頂部から前額部を押さえる必要があります。


50~70歳台の男性では、この部分は皮脂でべっとりなりがちです。。。そこで、最初にSpurling testやJackson testを行い、その後に頚椎から肩背部の触診を行います。


頚椎から肩背部は衣服で覆われているので、指先についた患者さんの皮脂は、患者さん自身の衣服で綺麗に除去されます。


もともと患者さんの皮脂なので、患者さんの衣服に付着するのは、そんなに悪いことではないだろうという理屈です。


診察後、一目散に手洗いするのも何だか申し訳ないし、かと言ってそのままキーボードを触ると医療衛生上良くありません。


手洗い時間・患者さんの体面・自分の手指の荒れ防止のために、実践していますが、いかがなものでしょうか? もちろん、理想は診察毎の手洗いではありますが。。。





★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★

 
初学者が整形外科の外来や救急業務を遂行するにあたり、最もお勧めの書籍です


    



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