整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

スマホアプリで ADHDの治療

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週刊ダイヤモンドの2020年7/25号のカラダご医見番・ライフスタイル編で、興味深い記事がありました。米国で子どものADHD治療用アプリ承認 です。







 先月、米食品医薬品局は8~12歳の子どもの注意欠 陥多動性障害(ADHD)治療用 アプリケーションを承認。医師が処方する世界初のADHD用デジ タル療法だ。

 米アキリ・インタラクティブが開発した治療用アプリは、ホバーボートに乗ったキャラクターを操作して冒険の旅に出て、さまざま なハードルをクリアしていくゲーム仕様。ADHDのうち、不注意優勢型または混合型と呼ばれる夕イプが適応症だ。





普通のゲームのように見えますが、ADHDの原因と考えられている前頭前野の働きを刺激し て神経系を活性化させる工夫が凝らされています。


ゲームをしながら「進む」か「進まない」かを瞬時に判断するなど、 集中力と感覚運動機能の訓練ができるそうです。


承認に際して行われた臨床試験では、
子どもの注意力が治療用アプリ群で有意に改善、また半数以上の親が「子どもの不注意が改善された」と評価されています。


今までは薬物療法や手術療法でしか治せないという思い込みがありましたが、スマホアプリなどのソフトウェアで治すというコロンブスの卵的な発想です。


この領域はとても熱いと思います。プログラミング技術のあり、自分の専門領域に造詣の深い若手医師は是非この分野でも活躍してほしいものです。






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意外!トライタニウムは成績不良?

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相互リンクいただいている、がみたけ先生の整形外科 論文ナナメ読みで、興味深い記事がありました。超多孔質コーティングカップについての話題です。



超多孔質コーティングされたトリタニウムカップを一次THAに使用することには、従来の非セメントカップと比較して何の利点もなかった。しかし、いくつかのHR推定値のCIが広いことは、95%信頼区間が広いため、さらなる研究が必要である。




詳細は、がみたけ先生のブログを確認していただきたいのですが、Tritanium cupはあまり成績が良くないようです。


コンセプト的には良好な初期固定を得られるので成績は良くなりそうな気がしますが、がみたけ先生も指摘しているように、カップ周囲の Radiolucent lineが気になります。


カップ周囲の Radiolucent lineが、Tritanium cupの成績不良の直接の原因となっているのかは分かりませんが、ときどき Tritanium cupを使用するので気になるところです。


やはり、通常症例では、Tritanium cupではなくTrident HA cupを使用する方がよいのかもしれませんね。






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橈骨掌側プレートで CS法をオプションに変更

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先日、橈骨遠位端骨折の掌側プレートの手術を施行しました。コロナ禍の影響のために、久しぶりの手術でした。


数ヵ月(?)ぶりの手術だったので、入念に過去の手術記録を確認してアタマの中でシミュレーションしたうえで手術に臨むことにしました。


これまでの私は、橈骨遠位端の palmar tiltを回復するために CS法(condylar stabilizing 法)をルーチンで施行していました。


しかし、CS法をいつもしていると、palmar tiltが過剰に整復されてしまう症例を散見しました。このため、今回は先祖返りして CS法は基本的に施行せずオプション扱いにしました。


つまり、
プレートの曲面に合わせて橈骨を整復していき、目視で橈骨掌側とプレートの曲面が合っている場合には CS法を施行しないことにしたのです。


この1ヵ月で 2例ほど手術を施行しましたが、まずまずの整復位を獲得できました。慣れた手術とは言え、本当にその手技が適切なのかはときどき考える必要がありそうです。






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