整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

新鮮圧迫骨折の診断は臥位・座位の比較で!

このエントリーをはてなブックマークに追加


2019年JOAでもお座りの刑を耐え忍んできましたが、その甲斐あって少しお利口さんになりました。下記にその成果(?)をお伝えします。


2019.5.11のランチョンセミナーで、鳥取大学の荻野浩先生の『骨粗鬆症性椎体骨折の治療  診療マニュアル作成の試み』を拝聴しました。


荻野先生は骨粗鬆症性椎体骨折では、体位を変えた単純X線の側面像が重要であることを強調されていました。MRIに頼りがちな私には新鮮な言葉でした。


そこで、本日救急で運ばれてきた腰痛患者さんの単純X線像で実践してみました。最初は臥位で撮影したのですがイマイチ骨折の存在に自信を持てません。



臥位 - コピー




しかし、座位での側面像を確認すると、明らかに第12胸椎椎体が圧壊しています! これは新鮮骨折に間違いありません。



座位 - コピー




患者さんが座位での撮影でかなり痛がっていたことは難点ですが、これを除くと座位での単純X線側面像は有用であることを確認しました。





★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★


豊富な図や画像が提示されているため、ほとんどの骨折や脱臼に対応することが可能です








減価する高利回り資産投資を検証

このエントリーをはてなブックマークに追加

高利回り資産+超長期保有が王道の続きです。
「高利回り資産」+「超長期保有を推奨しましたが、ただし書きがあります。


それは、投資対象はあくまでも「資産価値を維持できる」ものに限るということです。それでは資産価値を維持しにくいモノはどのような末路を辿るのでしょうか?


今回は自験例で下記のまっとうな投資対象(笑)について検証してみました。ちなみに〇ムラ日本株戦略ファンドなどはまっとうではないので該当しません。


  1. 高利回り通貨
  2. ジャンク債ETF



① 高利回り通貨


上記では南アフリカ・ランド、ブラジル・レアル、トルコ・リラなどが挙げられます。先進国通貨以外のほぼすべてが該当すると言ってよいでしょう。


私は、2002年2月~12月にかけて南アフリカ・ランドを 8回に分けて購入しました。相当し金額は400万円で平均購入価格は 1 ZAR=11.66円です。


ご存知のように南アフリカ・ランドは高利回りではあるものの、インフレのためにどんどん減価していきます。現在の南アフリカ・ランドは 1 ZAR=7.75円です(2019.5.4現在)。


2019.5.4現在時点での時価評価は 680万円です。利子に関しては税金がかかるため完全な複利効果は実現できていませんが、投資開始時の1.7倍となっています。


そこそこ良い感じではないか?と思う方が多いかもしれませんが、この場合の勝因は決して高利回りではありません。当時は資源国通貨が暴落しており購入時期が良かっただけです。


当時は暴落して 1 ZAR=11.66円でしたが、17年経過した今では 1 ZAR=7.75円まで減価しています。あな怖ろしい...


これほど長期間にわたって南アフリカ・ランドを所有し続けたバカな人(笑)は、日本には居ないと思われますので参考にしていただければ幸いです。




② ジャンク債ETF


こちらに関しては米国市場がメインです。ジャンク債ETFは、デフォルトの可能性が高いため高利回りとなっている社債で構成される ETFです。


上昇相場では買われ下落リスクが出ると売られる特徴があります。私が所有しているのは PHK(Pimco High Income Fund)です。


私はリーマンショック直後の 2008年12月に PHKを 9.24 USD/unit で 8400 USD購入しました。2019.5.4現在時点の時価評価は 7.99 USD/unit で 13800 USDです。


USDベースでは約 1.6倍になっていますが、ジャンク債ETFが活況と言われているにもかかわらず、1ユニットあたりの株価は減価しています。


この場合の勝因も決して高利回りではありません。当時はリーマンショックの震源地に近いジャンク債が暴落しており購入時期が良かっただけです。


今にして思えば 2008年にジャンク債ETFへ投資するのは狂気の沙汰ですが、これだけのリスクを背負ってるにもかかわらず、たいしたリターンを得ていません。


自験例を検証して改めて感じたことは、やはり減価していく高利回り資産は、超長期投資の投資対象としてはふさわしくないということです。


これらの資産に投資するのは、中~短期の波乗りに徹するべきだと思います。ただし、成功するには投資のセンスが必要ですが...。







★★ 管理人監修の資産形成マニュアル ★★
 


管理人監修の「勤務医の、勤務医による、勤務医のための資産形成マニュアル」です。高度な医療技術で社会貢献するためには経済的安定が不可欠! という信念のもと、管理人は多くのメンターから指導を受けました。

その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。既に資産運用をしている方でも、勤務医のアドバンテージを生かした新しい考え方が見つかるかもしれません。

PDF版の販売で、30日間の返品保証付きです。当直1回分にも満たない価格なので、本マニュアルの手法を実践すれば、あっという間に元が取れると思います。 尚、医師以外の方のご購入はご遠慮ください。



情報教材表紙




JOA2019:第1回目の公開ラジオ収録

このエントリーをはてなブックマークに追加

昨日、Quotomy(クオトミー)の出典ブースで第1回目の公開ラジオの収録があり、いまだ金時 ブログ主との対談にゲストとして参加してきました!


22 - コピー



お題は、キャリアアップと資産形成は両立できるか? です。音声対談はいまだ金時 にてアップされる予定です。下記に書き起こしを記載します。



テーマ1 臨床医、アカデミアの医師に向けて、限られた時間を有効活用するためのコツ


私が急性期病院に勤務していた頃にしていた工夫
  • 卒後12年目ぐらいまで急性期病院で働いていたが、特に工夫はしていません。とにかく、20時までに業務をすべて終わらせることを目標にしていました。

自分しかできないことに特化する

  • 立場が下のときには難しいが、ある程度年齢や地位が上がると融通が利くようになる。職種的にも起点となりうるのが医師の利点
  • 医師のような職人気質の人や自分の力で生きている自営業者などは自分の能力が高いのですべて自分で業務をやりきってしまいがち。
  • すべて自分でやってしまうのは悪であると自分に言い聞かせている
  • チームをつくるのは人生を成功に導く技術だと考えている

情報源は?
  • テキストベースの情報がメインです。日経やbloomberg、WSJのヘッドラインを流し読みする程度です。

遠ざけるべき習慣
  • テレビや動画は単位時間あたりの情報密度が低いので近づかない
  • お酒は大好きだが飲み過ぎると体調を崩すので、目下減酒を心掛けている(未達)

望ましい習慣
  • 判断や考察が必要なことは可能な限り午前中(早朝)に行う
  • 帰宅後は疲れているので、高度な判断や考察が不要な業務を行う
  • 早寝早起
  • 睡眠時間は十分にとり、絶好調の体調を維持する(7-8時間前後)
  • 体調がよいと何をしてもうまくいく

日常業務のオートパイロット化のコツ
  • ビジネス関係は、スモールビジネスに関しては自動化を目指す。
  • 自動化は下請けに一括丸投げとは違う。フレームワークは自分でつくり、そこで働く人に権限を委譲することがポイント
  • 権限移譲には勇気が要るが、失敗をある程度許容して移譲するのがポイント
  • 移譲したことによる結果に対しておおらかになること

スマホ利用について
  • インプットはスキマ時間にできるので積極的に活用している
  • アウトプットは作業スペースが狭く効率が悪いので極力PCができる環境でしか行わない
  • スマホでインプットできない時間にはブレインストーミングすることが多い



テーマ2 キャリアアップと資産形成の両立

キャリアアップと資産形成の両立は難しいのか?
  • 結論として両立は難しくない
  • 資産形成にはタネ銭が必要であるが、これには給与の貯蓄が手っ取り早い

若手医師はハードワークすべきでしょうか?
  • 若いうちのハードワークが給与貯蓄の原資となる
  • 卒後10年ほどは脇目を振らずに医師としての研鑽に励むべき

若手医師のうちに身につけておくと良い習慣
  • 他職種と仲良くなる技術を身に着ける。医師社会にどっぷり浸かっていると、知らないうちに一般の人とまともに付き合えなくなる可能性がある
  • ピットフォールはストレス解消の浪費。給与天引きが望ましい

若手医師が最初にとりかかれる資産形成は何か?
  • 少額でよいので株式投資を行ってみる。VTなどのインデックス系ETFよりも個別株を試してみて、上げ下げの理由を考察したり値動きによる自分の感情を確かめることを勧める
  • 不動産であれば総額500万円未満で築古木造戸建投資をやってみることを勧める。できるだけ自分がオペレーションしてみる


テーマ3 成功をつかみ、キャリアアップをはかるために大切にしている習慣

クリックモーメント
  • クリックモーメントをつかむため、できるだけ多種多様な人と会うことにしている。他の領域の人との出会いは本当に貴重で勉強になる。
  • どの程度の化学反応を期待するかで、会う人や新しい経験に飛び込む度合は異なる(例えば、不動産投資の化学反応を期待するのであればさまざななエリア・投手手法の人と会うのがよいが、それよりも広範な化学反応を期待するのであれば、不動産投資家のみに拘泥するのはよくない)

大量行動
  • クリックモーメントを掴む手段のひとつ
  • ひとつのことに集中するというよりも、マルチタスクも厭わず同時並行的にオペレーションする
  • これはモニターを2つ並べてオペレーションする等の、本当の意味で同時進行しているわけではない。具体的には30分ほどひとつのことに集中して取り組み、ある程度ひと段落すると別の事案に移動するような感じ
  • 新しい分野に飛び込むときには手あたり次第大量の情報を仕込む
  • 取り組むべきものは、自分が今まで経験したことのないことが中心になる
  • 大量行動してもすぐに実を結ぶのはごく稀にしかない
  • しかし、自分の知らない世界に挑戦したことは何等かの糧となっており、人生の意外な場面で役立つことが多い。
  • 人生の「博学」と言える存在になることが目標

超クイックレスポンス
  • 大量行動を実践する手段のひとつ
  • 戦術的なものに関しては、判断を要するものでも可能な限り即断する。判断を翌日に持ち越さない
  • 戦略的なものに関してはフレームワークを熟慮する
  • 即断即決して失敗はないのか? → よく失敗するが致命的な失敗は無い
  • 熟慮しても同じ結論になることが多い印象
  • 決断するには勇気が必要だが、失敗を恐れずにどんどん決断していく
  • 即断即決して事業を回していくことで、短期間に何度もトライアンドエラーを繰り返せるので短期間に質を上げることが可能(PDCAサイクルを高速に回すとほぼ同義)
  • 超クイックレスポンスを繰り返しているとメリットが多い
  • クイックレスポンスと少し違うが、支払に関しても即日ニコニコ現金払いを徹底いしていると超協力的になってくれる


上記のような感じでした。1時間ほどの収録でしたが、あっという間に時間が過ぎた印象です。本日は、13時30分~14時30分 から第2回の公開ラジオ収録を行います。



2019年5月11日(土)13時30分~14時30分

日常診療の思いつきをビジネスに発展させるコツ

自由気まま整形外科医 × 大谷先生(Quotomy 代表)



本日も会場からの質問をお受けします。お時間のある先生は是非 Quotomy の出展ブースに足を運んでください! 


0001 - コピー





★★ 医学知見探求サービス ★★


医学知見を医師ユーザー同士で発信・共有するコミュ二ティに参加しませんか? 

quotomy - コピー


「医師と医学知見との出会いを再定義する」 Quotomy(クオトミー)は、臨床現場で働いていると個人で医学知見をキャッチアップすることが難しい、という臨床医の切実な痛みから誕生しました。


忙しい日常の中で、医学知見を得たり、発信したりすることが難しくなっています。 時間的・地理的制約のために、学会や勉強会への参加もできない環境で働く医師もいます。


知への探求を諦めていませんか?


抄読会をする感覚で、Quotomyで論文を読んだ感想や気づきをシェアしましょう! お気に入りのユーザー同士はフォローでき、お互いのアクションを確認できます。


Quotomyは現在ユーザー登録受付中です!
登録は こちら からお願いします。



アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

医療研究を身近な存在とし、医療の未来を作る


管理人の著書

161228 【書影】医師の経済的自由
管理人によるケアネット連載コラム
log_carenet

医師のためのお金の話

管理人による m3.com 連載コラム
管理人も参加しているオンラインサロン
勤務医のための資産形成マニュアル
築古木造戸建投資マニュアル

医師のための築古木造戸建投資マニュアル 1
REITで実践する不動産投資セミナー
190122
医師のための 金融資産形成術


配送無料! 医学書 購入サイト
プロフィール

自由気ままな整形外科医

・医学博士
・日本整形外科学会専門医
・日本リウマチ学会専門医
・不動産投資家
・超長期金融資産投資家
・ビジネスオーナー
・宅地建物取引主任士

QRコード
QRコード
記事検索
メッセージ
免責事項
免責事項に関して明示することで、当ブログの利用者は以下の事項に同意した上で利用しているものと考えます。 ここに書かれる意見には管理者のバイアスがかかっています。 利用者が当ブログに掲載されている情報を利用した際に生じた損害等について、当ブログの管理者は一切の責任を負いません。 また、当ブログの情報は、あくまでも目安としてご利用いただくものであり、医療行為は自己責任で行ってください。 また、当ブログは医療関係者を対象にしています。それ以外の方が、当ブログの情報から自己判断することは極めて危険な行為です。 必ず医療機関を受診して専門医の診察を受けてください。 当ブログの内容は、予告なしに内容を変更する場合があります。