整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

抜釘したら、なんとステンレス製のロッキングプレートでした!

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先日、海外で骨折の手術を受けた方の抜釘を行いました。単純X線像で、使用されている内固定材料はシンセスのロッキングプレートであることは予想されました。


しかし、念のためその病院にe-mailで問合せをして型番を確認して手術に望みました。実は返信にあったスクリューの型番が200番台だったので、情報の信憑性を少し疑っていました。


その理由は、シンセスの200番台のスクリューはステンレス製だからです。チタン製であれば400番台のはずなのですが、少なくとも日本国内で販売されているシンセスのロッキングスクリューにステンレス製は無いです。


メーカーの戦略上、内固定材料は償還価格の高いチタン製に移行しており、ステンレス製のロッキングスクリューやプレートは存在しないとシンセスから説明を受けていました。しかし、抜釘してみると使用されていたプレートやロッキングスクリューはなんとステンレス製だったのです!


おそらく材質の違いが原因だと思いますがロッキングスクリューは緩んでおり、プレートから完全に浮いている状態でした。幸い骨癒合していましたが、これではロッキングスクリューの意味がありません。


少なくともロッキングプレートやスクリューに関してはステンレス製は危険だという認識を抱きました。チタンの”からみつく”ような材質の特徴が、ロッキングシステムの強固な固定力の源泉だったことに改めて気付かされました。


シンセスに確認すると海外で安価な内固定材料を要求される国ではステンレス製を納品しているとのことでした。そして、日本国内においてチタン製のみ使用されている状況は単にシンセスの利益追求の結果です。


私は、通常のプレートはステンレス製の方が性能が良いと考えており、利益のために性能の良いステンレス製の内固定材料を犠牲にするシンセスの姿勢を苦々しく思っていました。しかし、ロッキングシステムに関してはシンセスの姿勢が患者さんに良い影響を与えているようです。




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指尖部損傷時の止血のポイント

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今日の午前は外来でした。
世間ではお盆休みに入ろうとしており、外来はめっきり少なかったです。


先週土曜日に指尖部損傷の方が来院されました。電気カンナに指先に当たって完全に先端が欠損していたので、いつものごとくアルミ法を念頭にして治療を行っています。


しかし指尖部損傷の場合、初診時には出血が完全に止まらないことが多いので、3日ほど待機して出血が完全に止まってからアルミ法を開始しています。


さて、初診時に指尖部からの出血を止める手段としては、主に3つほどあると思います。
  1. バイポーラで凝固止血する
  2. モスキートで血管を10分程度把持して止血する
  3. カルトスタット等のアルギン酸塩系の止血剤で止血する


明らかに動脈性の出血がある場合には① ⇒ ③ですが、oozing程度なら③のみ施行しています。ポイントは上肢をある程度挙上した状態で患者さん自身に創部を圧迫してもらうことです。


これは、麻酔が効いている間しかできないので、アルギン酸塩系止血剤・ガーゼ越しに10~20分程度、患者さんに自身で圧迫止血してもらいます。この指示をしておかないと何度もガーゼを交換するハメになることが多いです。




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飯のタネがまたひとつ増えました(笑)

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6月中旬に自宅近くにある昭和3年築の路地裏木造物件の契約を締結しました。物件価格は250万円なのですが残置物撤去のために手付金が必要だそうで、わざわざ契約と決済の2段階に分けています。


この物件は私の休みの日の午後16時ごろに、懇意の近所の不動産会社から電話で連絡がきました。おもしろそうな物件だったので、18時から物件内覧を予約しました。


現地に到着すると私の前に4人の内覧があったようで、私は5人目でした。私の後には地元では有名な買取業者の内覧が控えていました。幸い私の前の4人は一般の方だったそうです。


一通り内覧して物件の状態と価格のバランスが良かったので、その場で買い付けを入れました。おそらく30分遅れたら買取業者さんに持って行かれたと思います。


私の中では200万円を切る物件は躯体に問題が無ければ即買の対象です。今回の物件は少し考える余地がある価格でしたが、路地や物件の状態が良いのでその場で購入を決断しました。


本日、150万円かけたリノベーション工事が終了したので、仕上がりを確認してきました。この物件は公道に面していれば坪100万円以上する地域に立地しています。周囲の雰囲気に合わせて和風に改装しました。



 
 
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今回購入した物件は廃屋ではなく3月ごろまで人が住んでいたので、内部も比較的綺麗でした。ただ、風呂無し物件だったのでユニットバスを導入して、フロントには格子を付けて和風テイストに仕上げています。


減価償却を加味して、4年以内に全額回収する予定です。小粒な物件ではありますが、戸数が増えるとCFも徐々に大きくなってきます。管理人の場合、飽きもせずに10年以上同じことを繰り返しています。


医師の方には、よく投資用の新築ワンルームマンションの営業があると思いますが、間違っても新築マンションを購入してはいけません。大損することは私が保証します(笑)。


それよりも見栄えは悪いですが、築古木造物件を買い集める手法を強くお勧めします。理屈を述べると止まらなくなるので敢えて言いませんが、医師と築古木造住宅の相性は抜群なのです。


こんなにちっぽけな物件でも、4~5戸所有するとそれだけで働かなくても最小限の暮らしを営めるぐらいの収入になります。医療関係者は同年代と比較して高給な方が多いですが、所詮砂上の楼閣に過ぎません。


皆様も機会があれば築古木造物件購入を検討されてはいかがでしょうか。勉強さえすれば不動産投資の中では最もリスクが低くお勧めの手法です。




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