整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

生物学的製剤間で目立って感染リスクの低いものは残念ながら無いようです

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関節リウマチ治療において最大の敵は、感染症です。関節リウマチ自体が感染症のリスクを増大させます。加えて、ステロイド、MTX、生物学的製剤の使用が更に感染症併発リスクを助長します。その他の感染リスク因子としては下記のものがあります。


RAにおける感染リスク因子



もちろん、免疫抑制剤である生物学的製剤は、感染リスクを上昇させます。リウマチ医としては、できるかぎり感染リスクの低い製剤を使用したいと思うのが人情ですが、残念ながら日本で使用可能な5種類の生物学的製剤(INF,ETN, ADA, TCZ,ABC)間で目立って感染リスクの低いものは無いようです。


biologicsにおける感染症リスク


※ 2012.4からGLMも使用可能となっています。
※ 京都第一赤十字病院 リウマチ・膠原病センターの尾本先生からいただいた関節リウマチの資料からの抜粋です。

以前にも増して「 亭主関白 」になりました(笑)

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お正月に「お金の真実」という本を読みました。




              
                           
お金の現実



著者は、先週ご紹介した「 会社にお金が残らない本当の理由 」 の税理士の岡本氏です。税理士という職業柄、多くの事業家を観察してきたことがこの本のベースになっています。まず、全体を俯瞰して最初の1/5の内容は秀逸です。この本は全部で5章から成り立っていますが、第1章の内容が秀逸なのです。逆に言うと第1章を読むだけで十分だとも言えます。


正直にいって、「 会社にお金が残らない本当の理由 」 の出来栄えとは雲泥の差で、あまりおトク感のある本ではないのでお勧めしません。しかし、この本を読むことで、私は以前にも増して「 亭主関白 」になりました(笑)。

 

 

その理由は、「資本主義の基本は、自分の得意なことで稼ぐ。そしてその稼いだお金で他人に得意なことをしてもらう」という古典派の経済学者リカードの理論を、自分の身に置き換える気付きを与えてもらったためです。つまり自分でできることであっても他人にしてもらった方が効率良いことは、お金を払ってでも他人してもらう方が効率的だということです。

 

 
具体的には、私が家事や子育て(オムツ換えや哺乳)をするよりも、医師としての仕事に集中した方が圧倒的に稼げます。「 ボクの仕事は稼ぐことだから、家事は全部よろしくね! 」という、普通の家庭ではありえないような禁句のフレーズを大胆に言えるようになりました(本当です!)。この本を読んで、夫婦間の空気を読みながら、スリリングなバトルをしてみるのもいいかもしれません(笑)。


※ この通りにして夫婦間の関係がこじれても責任は持てません(笑)
  というか、普通に考えると夫婦喧嘩必発ですよね ☆




手根管開放術は内視鏡かミニオープンのどちらがいいのか?

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昨日の午前は手根管症候群に対して手根管開放術を行いました。以前いた病院では内視鏡(Smith&NephewのECTRAⅡ)があったので、2ポータルの鏡視下手根管開放術を施行していました。


現在の病院に移ってからは、正中神経運動枝損傷が嫌なので手掌のみのミニオープンで手術しています。しかし昨年4月の診療報酬改定で内視鏡下手術の点数が軒並み大幅アップになりました。手根菅開放術も例に漏れずに大幅な点数アップになっています。


手根管開放術        K093    4110点 ⇒ 4110点
関節鏡下手根管開放術  K093-2    9230点 ⇒ 12000点


従来法に比べて3倍近い大盤振る舞いです。さすがにこの点数差を知ってしまうと鏡視下手術を復活させようかと思ってしまいました。鏡視下手根管開放術は、鏡視下ACL再建術などとは違い、技術的な難易度はさほど高くありません。


鏡視下手根管開放術のピットホールは正中神経の運動枝が尺側に分岐する場合に損傷する危険性があることです。この合併症を完全に回避することは不可能なので鏡視下手術を避けていましたが、今後は検討してみたいと思います。


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