整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

書評: プロ法律家のビジネス成功術

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課税所得2億円を稼ぐ行政書士として有名な金森重樹氏の著書です。 新書版ですが、期待以上の内容でした。『理詰めで富裕層になるための実践ノウハウ』と謳っているだけあって非常に読み応えがあります。 下記に私が感じた重要なポイントを記載します。


  • 交渉ごとにおいて成功するための考え方は、相手にリスクを与えないで自分が進んでリスクを引き受けることと、相手に経済的なメリットを与えること

  • 自分の強みを行かせる市場で、自分のルールで戦うというのが商売の鉄則

  • 事業で成功するためには選択と集中が重要である。何でも屋さんは価格競争に巻き込まれるため敗北する

  • 情報を発信する者に、全てが集中する

  • ある商材の提供を考えた場合は、その商材を提供するべき相手を、どのような名簿の構築によって、どこから発見できるかが重要である

  • 補助者は時給制で雇わず、成果制で雇う

  • インターネット革命により、士業の所得は今後限りなくゼロに向かって収斂していく。


    医療従事者も大半は国家資格を所有しています。現在士業の方たちが直面している急激な環境の変化は、私達にとっても他人事ではないかもしれません。





プロ法律家のビジネス成功術 (PHPビジネス新書)





静脈血栓塞栓症(venous thromboembolism: VTE) その3

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静脈血栓塞栓症(venous thromboembolism: VTE) その2 のつづきです。


 

深部静脈血栓症は,発生部位(頸部・上肢静脈,上大静脈,下大静脈,骨盤・下肢静脈)により症状が異なります。

 

 

静脈血栓は,膝窩静脈より末梢側では,数日から数週で消失するものが多いです。

しかし,膝窩静脈より中枢側では1年以内には約半数が退縮するが、消失するものはまれで索状物として残存します。

 

 

骨盤・下肢静脈の深部静脈血栓症では,病型は膝窩静脈から中枢側の中枢型(腸骨型,大腿型)と、末梢側の末梢型(下腿型)を区別します。

 

 

急性期の症候の発現には、血栓の進展速度と静脈の閉塞範囲が関与します。急性静脈還流障害として中枢型では三大症候である腫脹・疼痛・色調変化が出現します。

 

 

一方、末梢型では主に疼痛であるが無症状が多いです。身体所見では血栓化静脈の触知や圧痛ととも、下腿筋の硬化が重要です。


静脈血栓塞栓症(venous thromboembolism: VTE) その4 へつづきます。






日本整形外科学会静脈血栓塞栓症予防ガイドライン


カップのリーミングの際に、掘削する深さを判断する方法

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今日の午前は人工股関節全置換術(THA)でした。
カップのリーミングの際に、掘削する深さを判断するには、下記の2つの方法があります。


1. 寛骨臼の月状窩の削れ具合をみて判断する
2. 3mm 丸ノミを軟骨下骨越しに内板まで挿入して、内板までの距離を判断する


1は、通常のOAでは寛骨臼底はdouble floorになっており、月状窩底が内板に相当します。したがってリーミングして月状窩が無くなると内板まで掘削していることになるので、それ以上のリーミングは危険という判断になります。


最初に、double floor入り口の骨棘をノミで切除するとdouble floor底がよく見えるようになるので、掘削した深さをより確認しやすくなります。


2は、丸ノミ先に付着している血液の長さで内板までの距離を判断します。丸ノミを挿入するときは用手的にグリグリ回すだけで軟骨下骨を貫通して内板まで到達します。


寛骨臼縁とリーマーのエッジの位置関係でリーミングの深さを判断してもよいのかもしれませんが、前記2つの方法に比べると正確さに欠けます。


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下記は、大阪大学の菅野先生が編集された書籍です。人工股関節全置換術の書籍の中では、最もお勧めの書籍です。




人工股関節全置換術



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