整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

腓骨筋腱脱臼のMRI所見

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先日、腓骨筋腱脱臼の症例の相談がありました。
MRIを撮像したので確認してほしいとの依頼でしたが、私の目には一見正常に見えます。



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しかし、習慣性脱臼なので、患者さんはかなり困っているとのことです。う~ん、これは困ったなと思って関節のMRIを紐解くと、MRIの所見がしっかり載っていました!








なるほど、よくみるとOden分類のType 1に該当するようです。上腓骨筋支帯の下に仮性嚢(赤矢印)を認めます。



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足の外科医師にとっては常識なのでしょうが、私レベルの一般整形外科医師ではなかなかこの所見を読影するのは難しいですね。。。


こういう時に、辞書的な医学書は役に立ちます。少しお高めですが、関節と脊椎に関するMRIの辞書的医学書は必須だなと思いました。




NSAIDSの副作用対策はPPIで!

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表題違いで恐縮ですが、m3.comの連載企画【医師のための資産形成】第3回が昨日アップされました。お題は、消費者金融株で大やけど です。



m3com_logo



今回の連載は、ビギナーズラックで得た180万円を全て吹き飛ばしてしまったという内容です。やはり世の中はそんなに甘くないですね。。。


m3.comでは、基本的に失敗談を中心に連載しています。失敗だらけの人生なので執筆が非常に楽です(笑)。1分ほどで読了可能なので、是非m3.comを訪問してくださいね。


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さて本題ですが、整形外科医にとって、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDS)処方はメジャーな医療行為です。外来でNSAIDSを処方しない日は無いと言っても過言ではありません。


そんなポピュラーな薬剤であるNSAIDSですが、代表的な副作用に消化管障害があります。この副作用を防ぐために、NSAIDSと胃薬を処方することが一般的です。


胃薬では粘膜保護剤が選択されることが多いですが、本当に問題ないのでしょうか? 周知のように、粘膜保護剤は胃酸の分泌を調節するわけではありません。


胃の粘膜を保護することで胃の防御機構を回復させる効用がありますが、胃の粘膜を保護作用が裏目に出て、NSAIDSによる副作用をマスクしてしまう可能性があります。


NSAIDSによる消化管障害を防止するためには、胃酸の分泌を抑えるしかありません。このため、唯一の副作用併発防止対策は、プロトンポンプ阻害薬(PPI)の処方なのです。


NSAIDSにPPIをセットで処方するのは、薬価の問題や病名をつける煩わしさがあるので、あまり一般的ではありません。


しかし、比較的長期にわたってNSAIDSを処方せざるを得ない患者さんでは、粘膜保護剤処方は適切ではありません。PPI処方を検討することをお勧めします。





★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★


 
一般的で使用頻度の高い、鎮痛薬・睡眠剤・感冒薬・胃薬・止痢薬・去痰薬・便秘薬等の薬剤が、全13章にわたって系統立てて書かれています。それぞれの章の最初に、薬剤の分類図が記載されています。各系統間の薬剤の使い分けも平易な文章で書かれており実践的な書籍です。









姉妹本に『類似薬の使い分け』があります。こちらは全15章からなり、降圧剤、抗不整脈薬、狭心症治療薬、脂質異常症治療薬、糖尿病治療薬、消化性潰瘍治療薬、鎮咳薬、皮膚科疾患治療薬、抗菌薬などが1章ずつ割り当てられています。








アルバイトへの依存は禁忌!

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他の職種もそうかもしれませんが、経済的には、一般的な医師は歳を重ねるごとに「転落」していく運命にあります。


その理由は、子供の教育費や住宅ローンなどの支出が増大するからです。これらの支出が増えだすのは、30歳台半ば以降になることが多いです。


基本的に、私たちは医業に集中しているので、それ以外に収入を得る方法を知りません。このため、収入を増やすためにアルバイトを探すことになります。


医師のアルバイトは、こちらでも書いたように実質的には漸減傾向にあるものの、一般的なレベルから見るとまだまだ高収益です。


このため、収入を増やす手段として、ほとんどの医師はアルバイトを検討することになります。案件さえ見つければ、簡単に収入がアップするので、第一選択にするのも頷けます。


しかし、私はアルバイトに依存すること禁忌だと考えています。その理由は下記のように3つあります。


  1. 累進課税なのでアルバイトを増やすほど税率が上がる
  2. 自分の時間の切り売りである
  3. 収入を得る手段を増やそうとする思考が停止する




① 累進課税なのでアルバイトを増やすほど税率が上がる



これは言わずもがなですね。多くの医師はアルバイト収入の30~40%を所得税・住民税としてお上に召し上げられます。ひどい人だと50%なので、非常に効率が悪いですね。


問題点は、確定申告で徴収されるので、納税の痛みを日々味わえないことです。毎月振り込まれるアルバイト収入には、年度末に支払うべき税金が10~40%ほど含まれています。


これを自分の収入であると勘違いして喜々として消費していると、あとで痛い目に合ってしまいます。くれぐれも振り込まれるアルバイト収入を全額使えると思ってはいけません。



② 自分の時間の切り売りである


アルバイトに限らず、労働は時間の切り売りであることが多いです。ただ、メインの職場では自分の成長に資することが多いので、そのこと自体はさほど問題になりません。


しかし、アルバイトで学びを得ることはあまり無いので、純粋な時間の切り売りになりがちです。もちろん、メインと違う種類の施設では、症例的・社会的に学ぶこともあります。



③ 収入を得る手段を増やそうとする思考が停止する


アルバイト最大の害悪は、思考停止であると思います。時間の切り売りというビジネスモデル(?)なので、効率が悪いとはいえ、それなりの収入を安易に得てしまいます。


このため、収入を得る手段を増やそうとするインセンティブが消失して、漫然とアルバイトに依存する生活スタイルが完成します。言葉は悪いですが、薬物依存症と同じです。





解決策は?


ここまでアルバイトへ依存することが良くないことを述べていきましたが、これに対する解決策は、なかなかすぐに見つからないのが現実です。


私が推奨する方法は、
  1.  アルバイト以外の収入を開拓
  2.  その後に法人設立

という流れです。まず法人を設立するという考え方もありますが、法人の維持費がかかるので、まずは収入の開拓を優先するべきでしょう。


「時間の切り売り」はいけないと述べましたが、アルバイト以外の収入を開拓するにあたっては、ある程度仕方無いと思います。


そもそも、自分の時間を消費しない仕事というのは、世の中にほとんど存在しません。要は自分の頭を使ってアルバイト以外の収入を得ることが重要なのです。


また、法人での収入は、金融機関に対する実績となります。90~100%に近い手残り率と、対金融機関の実績が積み上るので一石二鳥です。





ダメ出しあれこれ


やってみると分かりますが、アルバイト以外で、特に法人を通じて収入を得ることは非常に難しいです。このことを知ると、自分が社畜(病畜?)であることに気付きます。


もちろん、一般事務職よりは依存度は低いですが、年齢を重ねるごとに自分の力での転職が難しくなる現実を考えると、客観的にみて社畜であることは事実です。


あと、メイン病院の所得の一部を法人に振り替えてもらう人が居ますが、見つかればほぼ確実に租税回避行為として否認されるので注意が必要です。


もちろん、現場の医師の立場からみた経営コンサルタント業務などを、客観的な資料を残しながら履行しているのであれば認められる可能性もゼロではありません。


ただ、何の理由もなく個人給与所得の一部を法人に振り替える行為は、脱税行為になるので注意しましょう。


まっとうな方法で法人の収入を増やしていく。。。難しいですが、この課題を克服すると、違う世界が見えてくることも事実です。新しい世界への第一歩を踏み出しましょう!






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