整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

関節リウマチの研究会に参加してきました

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昨夜は、関節リウマチの研究会に参加してきました。
参加者は、10名程度の若手(?)リウマチ医です。


内容は症例提示とディスカション、その後に発起人の先生のショートレクチャーがありました。リウマチ医の実力は、やはり膠原病内科系の医師が知識・経験とも圧倒的でした。


整形外科系のリウマチ医ではなかなか議論の輪に入ることが難しかったですが、聴いているだけ非常に勉強になりました。膠原病内科系リウマチ医の思考方法を垣間見ることができたことがよかったです。


一般の研究会では、演者と聴講者との距離(心理的なものも含めて)があるので、なかなか身につきません。しかし昨夜のような少人数の研究会だと、演者との垣根が低くて非常によかったです。


発起人の先生から講演内容のスライドをいただけることになったので、順次まとめて記事にしていきたいと考えています。

TKA: 脛骨トライアルの不安定性がある場合には2段階セメントが確実です

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今日の午前は、人工膝関節全置換術(TKA)でした。
骨粗鬆症があって、骨の脆弱性がありました。


高齢者で粗鬆骨の場合には、脛骨骨切り面が不整になりがちです。例えば大腿骨骨切りの際に、レトラクターに押されて脛骨骨切り面が少し陥没することはよくあります。


脛骨トライアルを挿入した段階で残りの脛骨骨切り面で安定しているようなら問題ないのですが、この段階でトライアルが不安定(例えばシーソー)になる場合には注意が必要です。


そのままインプランテーションしてインサートトライアルを用いてセメントに圧迫力を加えると、内外側の靭帯バランスの影響で、前後像でのアライメント不良をきたしやすくなります。


このような脛骨骨切り面の不整に起因した脛骨トライアルの不安定性が存在する場合には、2段階セメントで確実に脛骨・大腿骨コンポーネントをそれぞれ設置する方が、確実で推奨される方法だと思います。


身内の手術に立ち会ってきました

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今日は、身内の手術に立ち会って来ました。昨日も書きましたが、私自身は2000~3000例ぐらい執刀しているものの、自分が患者さん家族の立場になるのは初めての経験です。


手術が終わってベットサイドで座っていたのですが、暇なのでいろいろ話をします(腰椎麻酔なので話はできます)。すると普段ではあまり気にならないことにも気付きがありました。


まず、腰椎麻酔は本番のタップよりも局所麻酔が痛いそうです。棘間靭帯を切り裂くブツブツした感覚は無かったそうなので、傍正中アプローチだったのでしょう。


腰椎麻酔は両膝が胸に着くような体勢でタップしますので、膝が曲がっているような感覚が術中・術後も続くと訴えていました。麻酔薬を注入して神経が麻痺するときの感覚が残存するようです。


あと、腰椎麻酔が覚めてくるときには、足を組んでいて痺れたような、あの嫌なビリビリ感が出てきたそうです。腓骨神経麻痺は大丈夫かな~と腓骨頭の辺りを触ると、頼むからさわらないで!と言われてしまいました。


腰椎麻酔後の経時変化などは、普段なら事務的・客観的にサッと流すだけです。しかし、患者さんの身になるとドクターサイドとはまた違った風景が見えてくることを今更ながらに感じました。
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