整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

アプローチによるTHAのインプラント設置角度の違い

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今日の午前は人工股関節全置換術(THA)でした。
大柄な方だったので下肢が重くて大変でした。


アプローチによってインプラント設置角度に微妙な差をつける必要があります。
具体的には前外側アプローチ(AL)では、カップの前方開角およびステムの前捻角をやや抑えます。後外側アプローチ(PL)では、カップの前方開角およびステムの前捻角を強めにつけます。


大腿骨や中殿筋が邪魔をするので、上記をより意識してインプラントの設置を行うべきです。
カップの前方開角は両アプローチともおおよそ20度で、±5度程度の差です。
一方、ステムの前捻角は、AL 10-20度・PL 30-40度程度でしょうか。


TKAの骨切りの際のアライメント確認方法

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今日の午前は人工膝関節全置換術(TKA)でした。
使用機種はZIMMER社のNEXGEN LPS-FLEX GENDERです。


大腿骨側の遠位骨切りで伸展位や屈曲位に骨切りしてしまうと、修正がやっかいです。
これを防ぐために、遠位骨切りガイドを設置した時点で、髄内ロッドを挿入します。


遠位骨切りガイドにリゼクションガイド(カニの爪)を骨切り窓に挿入して、なす角度が90度であれば問題なしです。これは脛骨近位骨切りの際にも使えるコツです。

狭窄性屈筋腱鞘炎(ばね指)に対する腱鞘切開術

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今日は午後からばね指の手術をしました。
母指狭窄性屈筋腱鞘炎に対する腱鞘切開術です。


一般的に、手指の局麻手術の局所麻酔薬でエピネフリン入りキシロカインの使用は禁忌といわれています。ただ、手の外科専門医の先輩がおっしゃられるには日本だけの都市伝説(?)のようです。海外ではエピネフリン入りキシロカインも普通に用いられているとのことです。


私も腱鞘切開術や手根管開放術の際に、エピネフリン入りキシロカインを使用してターニケット無しで手術をすることが多くなりました。もともとは透析患者さんのシャント側手術でやもえず行っていました。しかし思ったほど出血しないため、最近では好んでこの方法で行っています。

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