整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

緊急時のルート確保について(骨髄内輸液)

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今日は一日中外来していました。
午前は一般外来、午後は人工関節置換術の術前自己血貯血×3名&手術説明3名でした。


自己血貯血も経験数が千例近くになってくると針先で皮下を透視することができるような感覚を獲得できます。こんな特殊な能力は、日常生活では何の役にも立ちませんが(笑)。


ルート確保は医師が習得するべき重要な技術の一つです。
特に救急の現場では患者さんの生死を左右する技術の一つです。


ショック状態や心肺停止(CPA)で搬入された患者さんのルート確保は容易ではありません。
実は、わたしたち整形外科医は、難易度の高いCPA患者さんのルート確保で大きな武器を持っています。


それは”骨髄内輸液”です。
私の場合、脛骨近位に1.8 K-wireで骨孔をあけて18G針を挿入しています。


骨髄内輸液でも、静脈輸液とほぼ同等の効果を期待できるルートを確保できます。
もちろん心肺停止等の危機的な症例のみですが、どうしてもルート確保できない緊急事態には有用だと思います。


慢性腰痛に対する薬物治療

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今日の午前は、外来をしていました。
外来をしていると、いつも腰痛の患者さんが多いです。


急性腰痛にはロキソニンを処方しますが、慢性腰痛にはモービックを分1夕後に処方することが多くなりました。感覚的には60-70%程度の方に効果があるように思います。


モービックを1-2ヵ月連続処方して終了すると、そのまま痛みも軽快したままのことが多いです。
昔からある薬ですが、私の中では魔法の薬です。


モービックでも効果の無い方にはリリカも検討しようと思います。

脛腓骨骨折の髄内釘

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今日の午後は、脛腓骨骨折の骨折観血的手術(髄内釘)でした。
髄内釘の手術は工夫する余地が少ないので、最近は機械的に黙々とこなしています(笑)。


本日使用したネイルは日本MDMのVERSANAIL tibialでした。
デバイスが洗練されているため私はこのネイルを愛用しています。


最近のネイルは近位ベンデイングが少ないので、従来に比べると刺入点がより近位です。
VERSANAIL tibialの場合、刺入部はほぼ関節裂隙直下です。
これが脛骨結節寄りになってしまうと脛骨後方皮質に当たって挿入困難となります。

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