整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

東証REIT指数の下落が続く!

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私は毎月末に金融資産の時価評価を行っています。目的は、自分のポートフォリオの現状を正確に理解するためです。2017年6月末時点の評価額は、過去最高を記録しました。


4月に購入した築古木造戸建の改修費が大幅に膨らんでしまい、250万円を支払ったのですが、市況が良いので金融資産全体への影響はほとんどありませんでした。まさに絶好調です。


ただ、心配事が無いわけではありません。そのうちのひとつは東証REIT指数の下落です。2017.6.30の終値は、ついに1700の大台を割り込みました。





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上図は、2017年の東証REIT指数の推移です。日経225、TOPIXともに好調を維持している中、東証REIT指数のみ逆行安となっています。どこまで下がってもおかしくないチャートです。




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一方、上図は東証REIT指数の10年チャートです。今年に関してはダダ下がりですが、長期チャート上では、まだ天井圏で小康状態を保っています。


私の肌感覚では、2016年夏ごろが最近の不動産価格のピークでしたが、東証REIT指数は2~3ヵ月先行して2016年4~5月に天井を打ったようです。そこから1年間下げ続けています。


私は、永久保有目的の都市中心部の物件以外は、2016年9月に最後の1棟を売却しました。結果的には、ベストに近い時期に売却できたことになります。


これから先のことは分かりませんが、私の感覚では不動産売却を検討している方は、少しでも早めに売却した方が良いと思います。


金融庁も過剰な不動産融資を問題視しており、コンプライアンスの高いメガバンクやりそな銀行は既に不動産への融資を引き締めています。


不動産価格は、資金を提供する銀行の融資姿勢から大きな影響を受けます。2013年以降にイケイケどんどんで規模を拡大してきた不動産投資家は、試練の季節を迎えるかもしれません。


融資が止まって新規物件を購入できなくなったときに、果たしてどれだけの期間を耐えられるのか? う~ん、他人事ながら、税支払いの資金ショート恐ろしいです。。。


少し話が脱線しましたが、超長期逆張り投資家目線では、東証REIT指数(REIT個別銘柄も)も含めて金融市場にチャンスの芽は全くなさそうです。


では、高額所得者なら強烈な節税効果を見込める築古木造戸建以外の収益不動産はどうなのか? 私の感覚では、まだ購入できる時期は到来しそうにありません。


一方、売るなら早めが良いのかなと思います。特に路線価20万円/坪を割るような資産性の低そうな物件は、急げ急げ! でしょう(※ ポジショントークです)。





★★  医師のための金融資産形成術  ★★


資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。



NY夜景

      



勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。


1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術


①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。


一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。 


今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。


築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。



起業アイデアの4つのポイント

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先日、現在注力中の医療系スタートアップのリクルート活動の一環で、スタッフ候補の面接兼会食を行いました。この方は、旅館業で御世話になっている美人女子大生の友人です。


「優秀な人の友達は優秀である可能性が高い」という持論で紹介してもらいました。能力は未知数ですが、「美人の友人は美人である」という持論が正しいことは立証されました(笑)。


さて、この美人スタッフ候補と会食の際、就職活動が話題に上りました。私ぐらいの年代の医師にとって、就職活動と言われても、いまいちピンときません。


特に大学医局に入局するか否かという選択で迷っている医師は、誘いを断る理由を見つけるのに苦労するからです。


しかし、就職活動は大学生にとって、非常に大きな意味を持つそうです。この美人スタッフ候補は起業家志向なのですが、それでも「ブランド品」と同じ感覚で内定が欲しいそうです。


なんじゃそりゃ? さっぱり意味が分かりません。よくよく話を聞くと、企業から内定を取れない学生は「落伍者」というレッテルを貼られてしまうそうです。


正確にはレッテルを貼られていると思い込んでしまうのでしょう。私などは、内定の無い学生を見てもなんとも思いませんから・・・


他の学生も同じように感じている人が多いようで、就職活動ネタで人とつながることは非常にニーズがあるようです。


しかし、昨今の社会情勢からすると、最初に就職した企業で最後まで全うする可能性はかなり低いです。総合商社や都市銀行に就職した私の高校の同級生の多くは転職しています。


あと、そもそも論として、いくら日本を代表する巨大企業といっても、大きな組織の歯車として一生を過ごすのは、私なら絶対に嫌です。


内定なんかに拘らなくてもいいのにとは思いつつも、さすがに大きな声で彼女に言うことはできませんでした。。。


しかし、組織の犬になるよりも自分で起業してスタートアップを立ち上げたら!とも言えません。この会食で起業アイデアを拝聴しましたが、経験者目線では何かが足りないのです。


起業は都度修正を行いながら前へ進むですが、出鱈目に動いているわけではありません。大きく分けて10ぐらいのステップがあり、その全てをクリアした上で環境に適応するのです。


時間的に言うと、私と彼女の差は1年程度で埋めることができる程度の差ですが、自腹を切って、汗を流し、泥の中を這いずり回る経験が必要なのでハードルは高いです。


そんな経験をすることを勧めることは、やはりなかなかできないモノです。ただ、一度でも自力で起業して巡航状態に乗せることに成功すると、その後の世界の広がり方が違います。


現在、私の元には常にいくつかの起業アイデアがもたらされています。たいていは穴があってダメなのですが、ときどき下記4点に優れているダイヤモンドの原石も紛れています。

  1.  集客の容易さ
  2.  キャッシュポイント
  3.  参入障壁の高さ
  4.  粗利の高さ


上記を満たすアイデアに対しては、基本的にはやってみよう!という方針で臨んでいます。スタートアップが、どれかひとつでも当たれば儲けものですから。






★★ 管理人監修の資産形成マニュアル ★★
 


管理人監修の「勤務医の、勤務医による、勤務医のための資産形成マニュアル」です。高度な医療技術で社会貢献するためには経済的安定が不可欠! という信念のもと、管理人は多くのメンターから指導を受けました。

その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。既に資産運用をしている方でも、勤務医のアドバンテージを生かした新しい考え方が見つかるかもしれません。

PDF版の販売で、30日間の返品保証付きです。当直1回分にも満たない価格なので、本マニュアルの手法を実践すれば、あっという間に元が取れると思います。 尚、医師以外の方のご購入はご遠慮ください。



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実務では多産多死も悪くない?!

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いきなり、物騒なタイトルで恐縮です。今日お話しする「多産多死」は、産科や公衆衛生領域での話ではなく、医療業界の発展についての話題です。


フィンテックは、金融とITの融合を表す造語です。フィンテックは銀行のビジネスモデルを一変させる可能性が高く、取り込まなければメガバンクと言えども生き残りが難しいです。


今、邦銀で問題になっているのは、IT業界の特徴である「多産多死」とは決定的に相いれない、「減点主義」という銀行業界の悪しき習慣です。


一度、失敗すると永久に出世競争から脱落するという減点主義が、邦銀がフィンテックを導入する大きな足かせになっているのです。


多産多死(トライアンドエラー)無しでフィンテックの激烈な競争を勝ち抜くことは、物理的に不可能でしょう。ちなみに競争相手は銀行ではなく、Google等のITジャイアントです。


今年に入って、危機感を抱いたメガバンクは、この分野では減点主義と決別して挑戦者としての姿勢を鮮明にしました。ITジャイアントの下請けにならないよう、頑張ってほしいモノです。


さて、減点主義が最適解ではなくなったのは、銀行業界だけではありません。私たちの医療業界も減点主義です。もちろん、医療事故を起こさないためには、致し方ありません。


しかし、この減点主義のマインドを持ったまま、日本国内で漫然と医療に携わっていると、世界の進歩についていけなくなる可能性があります。


医療は患者さん相手の仕事であることがネックですが、患者さんに迷惑にならない範囲で、新規性のある治療にも挑戦する気概が必要ではないかと感じました。






★★ 発刊後3週で増刷決定! ★★
 


当ブログ管理人書き下ろしの書籍が、中外医学社から発刊されました。「経済的に自由な医師」になることで、医師としての充実感と経済的成功を両立できる道があります。


本著では、資産形成論とマインドを学ぶことができます。具体的な手法は勤務医のための資産形成マニュアルに譲りますが、医師に特化した資産形成の入門書として是非ご活用ください!




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自由気ままな整形外科医

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・医学博士
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