整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

「両手で私を拝んでください」という理由(笑)

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整形外科外来をしていると多くの患者さんを短時間で診察する必要があります。診察時間を短縮するために、患者さんにご協力いただいていることがいくつかあるのでまとめてみました。


頚椎の診察ではSpurling testやJackson testをルーチンで行いますが、この際に患者さんに「天井を向いてもらえませんか?」とお願いします。自分であっさり天井を向ければ陰性です。神経根症状の強い方は自力で天井を向くことができません。


膝の関節内注射の際には、「膝上15cmまでズボンを捲くってもらえますか?」とお願いしています。膝蓋骨上縁までしか捲くらない方が多いので、最近まではついつい私が捲くっていました。しかし、ご自身でしていただいた方がスムーズに素早く捲くれるので、「膝上15cmまで」とお願いするようになりました。


橈骨遠位端骨折後の手関節可動域の確認には、「両手で私を拝んでください(笑)」とお願いしています。こうすることで健側手関節の可動域も比較できるので一石二鳥です。






関節リウマチ: QFT陽性+胸部CTで所見の無い症例

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今日の午前は外来でした。以前、MTX投与前のQFTや胸部CT施行の義務化が、日本リウマチ学会等の関連団体に何の事前相談もなく(つまり学術的な検証も無く)、某製薬会社の保身のためだけに決定された暴挙を記事にしました。


某製薬会社の国民へのツケ回しであることは承知していますがルールには従わざる得ないので、新規の関節リウマチ患者さんには全例QFTや胸部CTを施行しています。


この結果、QFT陽性ですが胸部CTで所見が無いという、判断に苦しむ症例を経験するようになりました・・・。GFTは、BCGの影響は受けない結核既感染者の判定ツールです。したがってQFT陽性だからといって現在感染しているかどうかは不明なのです。


関節リウマチには粟粒結核も多いので、胸部CTで所見が無いからと言って結核を完全に否定できません。こうなってくると、QFT陽性で胸部CTで所見の無い患者さんには、頭部・腹部・骨盤部のCTを全例で撮影しなければならないのでしょうか?


更に、初診時にこれらの画像診断全てで明らかな異常所見が無くても結核感染を完全には否定できないので、副作用の強い抗結核療法をQFT陽性では全例に開始しなければならないのか?という議論にもなります。どう考えてもナンセンスですよね・・・。


某製薬会社が引き起こした現場の混乱を整理する力を持っているのは、日本リウマチ学会しか無いと思います。早期の指針作成を期待したいところです。


 
       ★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★

 
  初学者が関節リウマチの治療体系を俯瞰するにあたり、最もお勧めの書籍です


                   
    
                            関節リウマチ治療実践バイブル


税制を知るには確定申告書を目に焼き付けるのが早道です

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戦略的に確定申告していますか? のつづきです


もちろん税制は税理士という専門職があるくらい奥が深い分野なので、
全てをマスターすることは当然不可能です。
しかし、簡単に税制の考え方を理解するポイントがあります。



それは、”確定申告書Bを目に焼き付けること”です。
下図の矢印のような流れで税額が決定します。



image























特に左下の控除欄が税額を左右する大事な項目です。

どのような控除があるのか押さえましょう。



生命保険や医療控除もありますが意外とショボいです。
目のつけどころは、扶養控除関係です。
自分の両親を扶養に加えることも検討してみましょう。



また、少しハードルは高いですが小規模企業共済もお勧めです。
年間最大84万円控除できることは魅力です(※)。

 


※ 小規模企業共済を利用するには会社役員であること等の条件があるので、勤務医の場合は不動産賃貸経営を行う等の個人事業主になる、もしくは法人の立ち上げが必要です。


資産形成のツボ: 損益通算 につづく 



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