整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

セメント充填の安定化を目指して

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先日の骨セメントの種類変更は慎重に!のつづきです。
安定したセメント充填を再確立するために奮戦中です(笑)


さて、第3世代セメント充填法を用いることは当然ですが、セメントそのものの管理も安定したセメント充填を行うためには重要です。セメントの硬化速度に影響を及ぼす因子は下記です。

  1. セメントの種類
  2. セメントの保存温度
  3. 室温
  4. 撹拌スピード


このうち、今回のケースでは②~④が問題となります。これらの3つの因子を一定化することが、安定したセメント充填につながると思います。


まず、セメント保存を冷蔵庫で行うか、室温で行うかに大別されます。できるだけ条件を一定化するには冷蔵庫での保管が推奨されます。では、冷蔵庫の温度を何度に設定するのか?


セメント専用の冷蔵庫であれば、15~20度ぐらいが望ましいのではないかと思います。しかし、一般の施設で「セメント専用冷蔵庫」を準備するのは、スペース的にも難しいと思います。


こうなると、他の物品との混蔵になりますが、この場合には5~10度ぐらいの設定温度が多いです。これぐらい低温では、なかなかセメントが硬化しないことが難点です。


安定したセメント温度を採るか、硬化時間の短縮を採るのかは難しい判断ですね。次に②の室温ですが、私が勤務している施設では、おおむね21度に設定されています。


基本的には、術者に快適な温度設定で良いのではないでしょうか。極端に暑い・寒いとなると、術者にストレスがかかって手術成績に悪影響を及ぼす可能性もあります。


④の撹拌スピードは、リーマーを使用することで一定化しやすくなります。ただし、調子に乗ってウィンウィンしていると、あっという間に硬化するのでご用心を(笑)。


主に②④を一定化することで、安定したセメント充填が達成できるのではないかと思っています。私は、もともとセメントレス派の人間なので、もう少し試行錯誤が必要そうです。






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おススメの画像閲覧環境の整備方法

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他院からの紹介患者さんの画像データの取り扱いに困ったことはないでしょうか? その患者さんが受診される場合には、サーバーに取り込んでもらうことがベストです。


この方法であれば、院内の画像データと同様に読影することが可能です。しかし、個人的に症例の相談を受けた場合は少しやっかいです。


PCに画像CDを入れても立ち上がりに時間がかかってしまい、なかなか画像を読影できないケースが多いからです。


この問題の解決法を、同級生の放射線科医師に教えてもらいました。彼は、非常に優秀な放射線科医師で、画像診断クリニックを経営しています。


画像CDの表示が遅いのは、CDのデータ転送スピードが遅いことが律速段階であることがほとんどです。これをクリアするためには、下記の手法が有効です。


画像を直接CDから開くのではなく、一旦CDのデータをすべてハードディスクにコピーします。そして、ハードディスクからビューワーを起動します。


CDに内蔵されているビューワーはバラバラなので、ビューワーを統一したいということであれば、下記の無料のビューワーをダウンロードしてください。
 



Philips DICOM viewer PmsDview.exe



画像CDの中のDICOMフォルダ(画像データ)と、DICOMDIR(画像格納インデックス)というファイルだけをハードディスクにコピーします。


上記ビューワーを立ち上げて、左上の「File」を開きます。 すると下記のような画像が表示されます。DICOMDIR(画像格納インデックス)を選択すると、画像が表示されます。



キャプチャ - コピー




上記ビューワーを用いることで、サクサクと画像を読影することが可能となります。直接CDから開いていると、いくら時間があっても足りないので非常に重宝しています。






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人々がレッドオーシャンへ向かう理由

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先日、所有ビルの1Fで営業しているレンタルバーに、3名の方をお招きしました。現在、注力しているビジネス関係の協議がメインの目的です。



666 - コピー



お越しいただいた3人のメンバーは、日本最大級の某大家の会の幹部の方、私の不動産メンターのひとりの方、および司法書士事務所を経営している太田垣章子先生です。


太田垣先生は、プロ野球の球団のオリックス・ブルーウェーブの広報として3年間勤務したことがあるほどの才媛で、賃貸関係のトラブルに強い美人司法書士です。


そうそうたるメンバーをお迎えするために、私の宿泊施設のHPのモデルになってもらっている、トリリンガルの美人女子大生をスタッフに抜擢して当日に臨みました。


最初は、まじめにビジネスの話をしていたのですが、シャンパンを2本空けたあたりから酔いがまわってきて、いつものようなへべれけな状態になってしまいました(泣)。


しかし、全く収穫が無かったわけではなく、それなりに有意義な時間を過ごすことができました。それは、ビジネスや投資を行う際の戦略の概要を頭の中で整理できたことです。


話の中で、私が5つの分野でスモールビジネスを展開しているのは、相関性を低くしてキャッシュフローを安定化させるためか?と訊かれました。 一見そのように見えるかもしれません。


しかし、私は基本的に隣接領域への進出を心掛けています。このため、基本的には少しずつオーバーラップした分野になるため、全くバラバラの分野というわけではありません。


4つの全く異なるコア領域(医療、不動産、金融資産投資、ITマーケティング)の隣接分野なので、結果的には5つのスモールビジネスの相関性は極めて低くなっています。


しかし、相関性の無い分野で、同時にビジネス展開することは一般的にご法度です。 その理由は、生き残りを賭けて切磋琢磨している集団の中では、生半可な努力では通用しないからです。


彼らとの競争に打ち勝つためには、こちらもリソースを集中して、途方もない努力をする必要があります。ガチンコ勝負で他人を制するのは並大抵なことではありません。 


このため、関連性の無いビジネスを同時展開することは、極めて不利な状況に陥ってしまいがちです。それでも相関性の低い分野での起業を続けているのは、私の戦略が他にあるからです。


それは、「時流に乗る」と「専門性を高めて競合に打ち勝つ」のどちらの勝率が高いのかについての判断に寄ります。私は「時流に乗る」方が、勝率が高いと考えています。


このため、初めての分野に挑戦することに躊躇しないのです。言い換えればブルーオーシャンでの戦いか、レッドオーシャンでの戦いのどちらを選びますか? という問いになります。


ほとんどの人は、総論ではブルーオーシャンでの戦いを選択するでしょう。しかし、現実社会においてブルーオーシャンを探求して、自ら未知の世界に跳び込む人はほとんど居ません。


それは、その道の先に本当に目的地が存在するのかさえ判断できないことに加えて、教えてくれる人も学ぶべき教科書も無い状況下で、独力で道を切り開いていく必要があるからです。


ほとんどの人は、このような「博打」を嫌って、確実にそこに存在する収益の海に向かいます。その結果、多数の人が特定の分野に押し寄せて、血みどろの戦いを繰り広げているのです。


たしかに、未開の道の先には何も無いことが多いです。世の中、そんなに甘くないですから・・・。このため、道の選択は慎重に行う必要があります。


しかし、ある程度以上は考えても分からないので「宝くじ」を買うつもりで、新規事業を立ち上げてみるのが、実は成功への近道かもしれません。





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・医学博士
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・不動産投資家
・超長期金融資産投資家

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