整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

レミケードのインフュージョンリアクション(infusion reaction) その3

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レミケードのインフュージョンリアクション(infusion reaction) その2 のつづきです。


重篤な投与時反応(≒インフュージョンリアクション)の発言時間です。

開始 ~30分  62.5%
30 分~1時間 28.1%
1時間~2時間  9.4  %

やはり、投与開始直後~滴下スピードを上げた際に発生するケースが多いようです。


インフュージョンリアクション発生時の症状です。

 1.血圧低下/上昇 (SBP 40mmHg以上)
 2.悪寒を伴う体温上昇
 3.顔面紅潮
 4.胸部不快感
 5.著明な息切れ
 6.喘鳴

特に6は要注意で、喉頭浮腫を来たしている可能性が高いです。
喉頭浮腫を併発すると発声が困難になるので、発見が遅れる可能性があります。


伝え聞く話によると、発声困難かつショックバイタルのためコールもできない状態になることもあるようです。看護師による頻回のバイタルチェックと様子観察が重要であると考えます。


レミケードのインフュージョンリアクション(infusion reaction) その4 につづく

TKAにおける髄外ガイド設置の工夫

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今日の午前は、人工膝関節全置換術(TKA)でした。
以前、作図の段階で大腿骨ガイドロッドのエントリーポイントが大腿骨遠位部のどこになるかを記録しておく必要がありますという
記事を書きました。


脛骨に関してもこの方法は有効だと思います。作図の段階で下腿軸が脛骨近位部のどこを通るかを記録しておきます。そして脛骨関節面において下腿軸が通る部位に髄外ガイドのスパイクを打ち込みます(ZINNER NEXGENの場合)。


例えば術前の作図から、下腿軸が外側の顆間隆起を通る場合には、外側の顆間隆起に髄外ガイドのスパイクを打ち込みます。これで脛骨近位の髄外ガイド位置決めが簡単に決まります。


脛骨遠位の髄外ガイド位置決めに関しては、清潔シーツをかける前に下腿遠位における下腿軸のラインを透視下に確認してマーキングしておきます。髄外ガイドをこの下腿遠位に引いたラインに合わせることで脛骨遠位の髄外ガイド位置決めが簡単に決まります。


この2つの操作を行うことで脛骨側の髄外ガイド設置が正確かつスムーズに施行することができます。あとは髄外ガイドを微調整するだけなので、TKAで最もフリーハンドに近いガイドの位置決めをマニュアル化することが可能になります。



特発性大腿骨頭壊死症に対するTHA

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今日の午前は人工股関節全置換術(THA)でした。
若年者の特発性大腿骨頭壊死症(ION)だったので、股関節の変形はそれほどではありませんでした。


ION等の寛骨臼の形態が温存されている症例では、術後X線像でカップ上部で寛骨臼との間隙が生じやすいです。これは正常な寛骨臼においては横断面での前後径よりも、正面像での上下径の方が大きいためです。


術中所見でもカップ上方に少し間隙があります。
bone stockの温存を考えると、骨移植をしておいた方がよいかもしれません。

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