整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

誰も判読できないカルテって・・・

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先日、スポットの夜診アルバイトを頼まれました。初めて行く病院なのですが、電子カルテはまだ導入されていません。紙カルテなので、初めてでもストレスは無さそうです。


そんな気楽な気持ちで行ったのが、間違いのもとでした・・・。夜診が始まって、イザ再診患者さんのカルテを見ると、全てドイツ語(?)で書かれているではありませんか!


汚い(失礼!)手書きの文字で、略語のオンパレードです。ときどき日本語の部分もあるのですが、カルテのほとんどは独自(?)のドイツ語略語で埋め尽くされています。


う~ん、これはかなり困った。いちいち、問診を取りながら診察を進めていきましたが、患者さんの訴えを聞いてカルテと照らし合わせても整合性が取れません。


いったい、どうなっているんだ??? 年配の医師の中には、「癌患者さんにカルテ内容を読まれないように、あえてドイツ語で書くんだ」とおっしゃられる方も居るそうです。



しかし、昨今の医療情勢を鑑みると、まだそんなことやっているんですか? と思わず愚痴りたくなりました。自分しか分からないカルテに、価値があるとは思えないのですが・・・




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膝蓋腱と膝蓋靭帯はどちらが正解?

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膝蓋腱と膝蓋靭帯はどちらが正解なのでしょうか?
解剖学的に考えると腱っぽいですが、骨の間の支持組織なので靭帯のような気もします。


しかし、patellar tendonと言うぐらいなので、やはり腱なのでしょうか? Googleで「膝蓋腱」と「膝蓋靭帯」を検索すると、96700:64300で膝蓋腱がやや優位です。


ただ、膝蓋靭帯と記載されているサイトも、それっぽく書かれているため、一概に膝蓋腱とも言い切れない気持ちになります。


そこで整形外科用語集を紐解くと、膝蓋靭帯は記載されておらず、膝蓋腱のみが記載されていました。膝蓋靱帯炎なども記載されていないため、やはり膝蓋腱が正解のようです。


膝蓋腱は、一般的な屈筋腱損傷や伸筋腱損傷とはずいぶん異なる外観なので、少し迷っていましたが、今回調べてみてすっきりしました。




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新教授はヒエラルキーの最底辺?!

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先日、大学の同窓生が、母校のメジャー科の教授に就任しました。かなり古い歴史を持つ大学のメジャー科なので、同窓生が教授に選出されたことは非常に嬉しいです。


学生時代には部屋に遊びに行ったりしていましたが、ソツなく試験はクリアするものの、同じようにバカ騒ぎもしてきたので、いわゆる「教授」のイメージを完全にぶち壊されました(笑)。


非常に人間味のある暖かい人間なので、彼を選出した母校の教授連も人を見る目があるなと素直に感心しました。


彼が教授に選出されるにあたって、教授会では年齢が若過ぎることがネックになったようです。学術的には全く問題無かったのですが、メジャー科教授には若過ぎると・・・


そのような年齢のハンディ(?)もクリアして、晴れて教授に就任したのですが、同窓生で行った教授就任祝賀会で面白いスピーチがありました。


「○○君はヒエラルキーの頂点に立ったわけですが、それは新たなヒエラルキーの最底辺での戦いの始まりでもあるのです」云々。何のことか分かりますか?


メジャー科と言えども、教授の中では最も若くて教授歴の短い彼は、教授会の中では一番の下っ端です。今後、教授会のヒエラルキーの階段を昇っていかなければならないのです。


教授も大変ですね(笑)。教授に就任すればそれでアガリだと思っていました。しかし、教授就任は、単なる新たな競争の始まりに過ぎないようです。


いずれにせよ、同級生が母校の教授に就任するのは非常に喜ばしいことです。他にもたくさんの仲間が大学で頑張っているので、何度も教授就任祝賀会を開催したいものです。




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