整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

珍しい!第5中足骨基部骨折の手術

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先日、第5中足骨基部骨折の手術がありました。
第5中足骨基部骨折の手術など、私の長いキャリア(?)の中でもほとんど記憶にありません。


ほとんどの症例は保存治療で充分に骨癒合を獲得できますが、今回の方は基部骨片が90度飜転していました。これでは骨癒合しそうにありません。


短腓骨筋腱に引っ張られての転位なのでしょうが、モロに皮下に骨片を触れていました。さすがに手術療法の適応だと思います。


手術のアプローチは、比較的容易です。皮膚を切開すると直下に基部骨片があります。ただし、固定方法は熟慮する必要があります。短腓骨筋腱による牽引が思いのほか強力だからです。


AOの教科書にはスクリューを1本挿入する方法や鋼線締結法が紹介されていますが、いすれもちょっと微妙な感じです。


スクリューのみの固定では固定力に問題があります。また鋼線締結包では短腓骨筋腱のマイクロモーションで鋼線が抜けてきそうな気がします。


結局、リングピンを用いての固定になりましたが、合うサイズがなかなかありません。ナカシマメディカルのリングピンは1本531円と安いのですが、第5中足骨には長すぎます。


他社製品では、かろうじてAimedic MMTのAI wiring systemは長さ40mmからありますが、1本10万円近くする(!)というシロモノです。


悩ましいですが、安全第一に考えてAimedic MMTのAI wiring systemになりました。ありふれた骨折ですが、ありふれた手術ではない第5中足骨基部骨折。少々難しいです。
 




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駄ネタ: コレは足趾の運動障害か?!

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先日、鏡視下前十字靱帯再建術がありました。
術後は膝関節軽度屈曲位で下肢シーネ固定としています。


術後はルーチンで担当看護師による訪床がありますが、日勤の終了間際に「足に冷感があって、第5足趾が動かないです!」というコールがありました。


「そりゃ困ったな」と思って訪床したところ、本当に第5足趾が0度までしか伸展できないようです。しかし、第1~4足趾は30度ぐらい伸展できており、特に循環状態も悪くなさそうです。



???と思って、反対側の足趾も動かしてもらうと、健側も第5足趾の伸展ができないようです。どうやら、もともと第5足趾は0度までしか伸展できない方のようです。



「ほっー」と思って、私も自分の足趾を動かしてみると、第1~4足趾はやや伸展できるものの、第5足趾は0度までしか伸展できないことに気付きました。 これって、普通なんですね(笑)。



よくみると、この患者さんは普通の人以上に、 第1~4足趾が過伸展できるようです。なるほど、ややこしいですが第1~4足趾が過伸展できるために第5足趾が目立ってしまったようです。


一連の流れを見ていた担当看護師は若手なので、つまらないことで私をコールしたと恐縮していました。 しかし、私自身も知らなかった(認識していなかった)ことなので仕方ありません。


客観的にみると、よく第5足趾の伸展不良(?)にまで気付いたなと感心しました。きっと、彼女は優秀な看護師に成長することでしょう。





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繁忙期に向けてリーシング活動開始!

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早いものですが、楽しいクリスマスの季節がやってきました。
今年のクリスマスは、久しぶりに某ホテルのクラブフロアに宿泊です。


暖かいクラブフロアで、たらふく飲んで食べてダラダラ過ごすのって最高です(笑)。だらけた生活を送っていますが、年明けからの不動産繁忙期に向けてそろそろ準備開始です。



555 - コピー



今年は物件売却益が大きかったため、節税目的で所有物件の大規模修繕を行いました。現在手元に残している物件は、産業用太陽光発電施設を除いて全て自宅から3km圏内の物件です。


土地の坪単価200万円~400万円のエリアなので、基本的には永久保有するつもりです。昨年はあえなく大規模修繕を見送りましたが、今年は税務署に背中を押されて敢行しました(笑)。


築30年の物件なのですが、前オーナーの方針(?)なのか初めての大規模修繕です。調査すると劣化が進んでおり物件が泣いていました。


地主系オーナーの中には、賃料収入を全て生活費に使い込んでしまう人がいます。このため、大規模修繕費用を積み立てていないことが多いです。


このあたりは、だから地主さんは・・・ということにはなりません。給与所得を全て生活費に充ててしまい、貯金ができていない医師も基本的には同じマインドだからです。


まぁ、私のような不動産投資家にとっては、経営感覚が不足気味な不動産オーナーは貴重な物件供給元のお得意様ではあります。もちろん、そのマインドは他山の石としています。


さて、大規模修繕の完了した物件は、外観・共用部・室内とも完璧に仕上がりました。あとは、リーシング活動となりますが、実は最近ちょっと自信がありません。


何故なら、しばらく満室が続いていたのでマーケット感覚が鈍っていることと、すごい勢いで変化する賃貸リーシングの手法についていけていないからです。


私のリーシング知識は3年ほど前で進化が止まっています。その間に入居希望者のスマホシフトが進みました。PHSユーザーの私にはスマホマーケティングが理解できていないのです(笑)。


う~ん、困ったなぁ。日本でスマホを持たない最後の人間になろうと思っていましたが、どうもビジネス上の必要性から、そろそろスマホユーザーにならざるを得ないようです。


年々レッドオーシャン化する不動産賃貸市場は居心地があまり良くありません。しかし、不動産投資家である以上は、笑って4月を迎えられるようにしたいと思います。


ちなみに不動産賃貸のリーシング手法は進化しているものの、ITスキルさえあれば数日でキャッチアップできます。あとはどれだけ資金と時間を投下できるかの問題です。


このように文章にして書くと「すぐにやればいいじゃないか」と思う方が多いでしょう。しかし、実際に行動に起こすのはなかなか容易ではありません。時間がないんです(※)。


※ クラブフロアでだらだらしているのですが。。。


ああ、大量に時間があれば・・・といつも思うのですが、それは皆同じなのだと思います。少し多方面に戦線を広げ過ぎているのかもしれません。ビジネスや投資の断捨離も必要かもですね。





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・医学博士
・整形外科専門医
・日本リウマチ学会専門医
・不動産投資家
・超長期金融資産投資家

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