整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

またまた物件を売却しました!

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先日、所有物件のひとつを売却しました!
今年になってから3件目、アベノミクス開始からの通算では5件目(※)の売却です。


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※ 売却実績



今回の物件は2005年に購入しているので、10年以上所有していたことになります。幹線道路沿いのまあまあの規模のオフィスビルで、初めて購入した1棟モノ物件なので思い出深いです。


大規模修繕も済ませて満室渡しなので、買主の方は安心してスタートできると思います。私にとって唯一の遠隔地物件だったので、今回の売却で全ての物件が徒歩圏内に集約化されました。


今回興味深かったのは物件の売却戦略です。4月に売却した区分マンションはほぼ買値で、更地は買値の2倍、今回は買値の1.5倍での売却ですが、売り方が前の2物件とは少し異なります。


区分マンションは売り急いで利益の大半を逃し、更地は買値の3倍での売却を目指していましたが、買主を逃してはならないというプレッシャーに耐え切れず2倍で妥協してしまいました・・・


区分マンションは月々の管理・修繕費用がバカにならない金額であり、築30年近く経過してスラム化のニオイを感じ始めていました。


また、更地は客付けが非常に難しく流動性も低いため、極めて少ない購入希望者を一度でも逃すと次が無い可能性があります。しかも広大な更地は固定資産税がバカ高い・・・


しかし、今回のオフィスビルは公庫から期間15年で融資を受けているため残債がほとんど無く、現在満室なので売却する必要性が低かったことが余裕につながり満額で売却できました。


売却活動を開始したのは2015年6月です。当時から満室だったので、売れなくてもいいや ♪ という気持ちで、当時としてはマジで? という高値で売り出したのです。


本来なら早めにお嫁に出すべきなのですが、心の余裕(?)から、1年以上値下げせずに放置プレーしていました。おかげで1年分賃料+売却価格の1割程度の収益を上乗せできました。


今回の物件は鉄骨造なので寿命が短いです。所有していた10年間で建物の経済的寿命の1/4を経過したため、購入時と比べて建物価格がかなり減少したはずです。


それにも関わらず、10年前の購入時価格の1.5倍で売却できたのは、かなり不動産市場が熱いことの証左だと思います。


私の売り方は、一般媒介+インターネット広告可という間口を広げる戦略なので、当初から家主仲間や不動産投資家仲間には売出価格が筒抜けでした。


物件所在地がメインエリアの不動産投資家さんからは、「○○さん、その価格で買ったら、こっちが破産してしまいますよ~」とおちょくられる有様でした(笑)。


確かに2015年時点では超強気な価格でしたが、2016年になってマイナス金利が導入されてから風向きが変わりました。市場価格が売出価格に追いついてしまったのです!


売却を急ぐ必要の無いスペックの物件であれば、晒し物件(さらしぶっけん)化も気にせずにどっしり構えて、何年でも売れるまで持ち続ける売り方もアリかなと思うようになりました。


もちろん、収益性の低い郊外の更地や、都市中心部以外の区分所有マンションはこの限りではありません。市況の良い時期(=今)に売り抜けることを目指すべきだと思います。


ポイント
  • 物件売却では、一般媒介+インターネット広告可という間口を広げる戦略がお勧め
  • それなりのスペックの物件なら、晒し物件化を気にせず待ち続けるのも一法




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日本医師会の焼け太りなるか?

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マイナンバーは、紆余曲折を経ながらも確実に私たちの生活に入りつつあります。
国民情報の一元化は国の悲願なので、着実にマイナンバーは施行される予定です。


マイナンバーで管理される情報のひとつに医療情報もあります。医療費の合理化・削減が唱えられていますが、あくまでマイナンバー普及の大義名分と考えるべきでしょう。


一方、日本医師会は情報漏洩を理由に医療情報をマイナンバーに紐づけることに反対です。ここまでは一国民として賛成なのですが、なぜか唐突に「医療等ID」を推進しようとしています。


マイナンバーに医療情報を紐づけることの最大のリスクは情報の漏洩です。諸外国の事例を見る限り、マイナンバーから情報が漏洩することを避けることは難しそうです。


そして、医療等IDからの情報漏洩も避けることはできないと考えるべきです。情報漏洩の可能性は大して変わらないのに、なぜ日本医師会は医療等IDを推進しようとするのか?


そもそも情報漏洩が怖いのなら、マイナンバーに医療情報を紐つけなければよいのです。国民にメリットの少ない医療等IDを推進するのは、門番(gate keeper)の立場が魅力的だからです。


日本医師会が医療情報を管理するgate keeperになることで、大きな権力を持つことが可能となります。つまり、日本医師会はマイナンバー騒動で焼け太りを狙っているのではないでしょうか。


Googleの成功を見るまでも無く、情報の門番は非常に魅力的です。医療情報という価値の高い情報の門番となることができれば、日本医師会は大きな力を手に入れることになります。


日本医師会の「焼け太り」が成就するか否かは興味深いですが、末端の立場ではいずれのシステムが導入されても情報漏洩リスクというデメリットしかないことが厳しいところです・・・




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整形外科を志すなら、キャンベル(Campbell's Operative Orthopaedics)は必須でしょう。ペーパー版以外にも、DVDやe-ditionもあって便利です。更にKindle版は約30% OFFで購入可能です。このような辞書的な医学書は、電子書籍と相性が良いと思います。










両側U字スプリントは歩行可能?

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先日の外来で、両側足関節を捻転した小学生が初診しました。
なんでも山登りをしている最中に何度か捻ったようです。


診察すると、両側とも足関節外側側副靭帯部の腫脹・圧痛を認めます。残念ながら両側とも今回が初めての受傷とのことでした。1st episodeであれば、外固定はせざるを得ないです・・・


しかし、実際に両側の外固定を施行するのは至難の業です。成人であれば歩行することさえ困難になります。う~ん、どうしよう??? しかし、今回に限っては小学生が患者さんです。


私は、足関節外側靭帯損傷は全例でU字スプリントを巻いています。U字スプリントは足関節の底背屈をある程度許容するので、まだ通常のシーネよりはましかもしれません。


そこで、初めての経験ですが、両側ともU字スプリントを巻いてみました。乾燥してから立ち上がらせて独歩を促しましたが、かなり危なっかしい歩容です。これでは生活できません。


そこで、両側松葉杖を処方してみました。今度は何とか歩けました!しかし、両手・両足が不自由なためかなり窮屈そうです。片松葉杖で歩いてもらったところ、いい感じで歩行できました。


患児自身も片松葉杖歩行なら何とか大丈夫と言ってくれました。主治医的には両側の足関節を外固定したために転倒して、他の部位の骨折を惹起することが怖いです。


片方の治療を諦めるか、あらたな転倒リスクを引き受けるかの2者選択です。私は、ご両親と患児に十分に説明した上で、可能であれば両側の治療を行うことが妥当だと考えています。





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オーストラリア理学療法協会のスポーツ理学療法士による実践的な教科書です。
治療的テーピングの概要を学ぶことができます。



 






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