整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

開業準備で目が回りそう・・・

このエントリーをはてなブックマークに追加

この1ヶ月ほど、私は開業準備に追われて非常に忙しい毎日を送っています。
「開業」といってもクリニック開業ではなく、旅館業(ゲストハウス)開業です。


この手の役所の許認可が必要な業種は、彼らのスローな仕事のペースに合わす必要があるのでストレスが溜まります・・・


まだ私は勤務医も続けているので、開業準備は夕方以降になります。開業に使える時間を作るため、9時から猛烈に仕事を開始して17時ぴったりに仕事を終える毎日を繰り返しています。


そして、開業準備のためにたくさんの人と協業しています。2004年に不動産賃貸業を始めた頃は、対面や電話で仕事を進めていましたが、今ではITが発達したので本当に便利になりました。


メンバーとのやりとりは、メールに加えてFacebookとSkypeを多用しています。Facebookは個人情報ダダ漏れなので個人使用しないですが、ビジネスにおいては非常に有用です。


特にグループ内でのメッセンジャー機能は非常に秀逸です。あと、PPC広告の中でもFacebook広告の効果は、Google adwordsに比べて圧倒的に狭くて深いリーチ力があると感じています。


このように、周囲から遅れること数年で、ようやくFacebookの真価を認識できるようになりました(笑)。アイデアと意志の力があれば、起業のハードルは確実に下がっていると思います。


さて、今回開業する旅館業の収益性を検討してみました。物件取得費用も含めた開業費の80%を融資で賄った場合、経常利益率は約30~40%と予想されます。


経常利益とは売上から人件費・支払利息・賃料などの費用を差し引いた利益です。ちなみに、クリニック(開業医)の経常利益率は、TKC医業経営指標2014年版で25.3%でした。


経常利益率が10%を超えてくると優良企業なので、開業医もかなり高収益の部類に入ると思います。ただ、現時点で私はクリニックを開業する意志は全くありません。


なぜなら、クリニック経営には「拡張性」が無いからです。もちろん多施設展開するなら拡張性が発生します。しかし、他の医師を雇ってコントロールするのはなかなか難しいと思います・・・


一方、私が開業するゲストハウスは、自動運転可能なビジネスモデルを構築する予定です。一般的な旅館業は労働集約的ですが、今回は極限まで人のオペレーションを削減しています。


開業前は馬車馬のように働いていますが、システムさえ構築できれば勝手に回っていきます。自分の時間に縛られない拡張性のあるビジネスだからこそ、私は期間限定でがんばるのです。




★★ 管理人監修の「医師のための築古木造戸建投資マニュアル」 ★★
 



なぜ、築古木造戸建なのか? 不動産業者が勧めるピカピカの投資用新築マンション投資など全く比較にならない旨みが、一見地味な築古木造戸建には隠されています。


勤務医のあなたが開業医並みの収入を得て富裕層に到達する方法!」で提唱した築古木造戸建投資の実践版です。勤務医のあなたなら税制を絡めて低リスクに実践可能な投資手法です。


多忙な医師が時間をかけずに知識を習得することを目的に、パワーポイントのプレゼンテーション形式となっています。ポイントだけに絞っているので1時間以内に概要を掴むことが可能です。


全143スライドのPDF版ダウンロード販売で、30日間の返品保証付きです。当直1回分にも満たない価格なので、本マニュアルの手法を実践すれば、あっという間に元が取れると思います。


尚、医師以外の方のご購入はご遠慮ください。



医師のための築古木造戸建投資マニュアル 1





クラウドによる連携で医療が変わる?

このエントリーをはてなブックマークに追加


リクルートドクターズキャリア に掲載された多摩大学の真野教授のレポートによると、理想的な医療提供体制はの要件は下記3項目だそうです。

・ フリーアクセス
・ 医療の質が高い
・ 低コスト


現在の日本では上記の3項目を達成していますが、超高齢化社会が近づくにつれて医療費が増大して「理想的な医療提供体制」の維持が困難になりつつあります。


現在、厚生労働省が推進している地域包括ケアシステムは、急性期や回復期といった医療機関の機能を明確に定めることで、アクセスを制限してコストを抑える政策です。


一方、米国の医療はコストが高くてアクセスが悪いことで有名ですが、最近ではITを活用したアクセスの改善が図られているそうです。その一例としてCleveland Clinicが紹介されていました。


Cleveland Clinicは、周知のようにMayo Clinicと並ぶ全米屈指の大規模総合病院です。eCleveland Clinicというコンセプトで、ITを活用した地域医療連携を展開しています。


同院と同じ電子カルテを地域の開業医も導入して、クラウド上で患者情報を共有しているそうです。既往歴、治療の経過も共有しているので、患者紹介が非常にスムーズです。


米国では開業医のあり方が多様なことも特徴で、病院勤務医でありながら地域で開業している医師も増えているそうです。Cleveland Clinicを中心にシームレスな連携がなされています。


eCleveland Clinicでは医療機関同士だけではなく、患者向けのITサービスも含まれています。患者さんが自分の診療情報を閲覧でき、次回受診や検査予定などが分かります。


更に、 ネット上で専門医からセカンドオピニオンを受けることができるサービスまで提供されており、ヨーロッパや中東からの利用者が多いそうです。


現状ではコスト面の問題をクリアするには至っていないのでしょうが、医療アクセスを改善しながらコスト削減と医療の質の維持を目指しています。


クラウド上で患者情報のやりとりをするなど、日本ではちょっと考えられないレベルの展開を実践しています。クラウド上の連携を全医療機関に拡大できれば、医療費削減も視野に入ります。


米国以上に日本の医療制度改革は待ったなしです。個人的にはアクセス制限や疾患別の医療費制限などの泥臭い対応が必須だと思いますが、米国の試みには夢があると思います。


世界はすごい勢いで変化していますが、その変化の潮流が送らばせながら日本の医療界にも到来しつつあるのかもしれませんね。
 

 



★★ 『 整形外科の歩き方 』でお宝アルバイト獲得のための基本講座を公開中です! ★★






アトピー性皮膚炎をあなどるな!

このエントリーをはてなブックマークに追加


先日、人工膝関節全置換術(TKA)を施行しました。
この方はアトピー性皮膚炎のため、ステロイドパルス療法を受けた既往があります。


現在の皮膚の状態は比較的落ちついているのですが、アトピー性皮膚炎の既往がある方を甘く見てはいけません。アトピー性皮膚炎の肌は皮膚バリア機能が弱いため、乾燥肌になります。


乾燥した皮膚は外界の刺激に対してバリア機能が低下し抵抗力が弱いため、細菌感染やウイルス感染を起こしやすくなります。



図14 皮膚のバリア機能


(九州大学皮膚科学教室のホームページより抜粋)


上図のように、正常皮膚では皮膚のバリア機能がしっかりと働いていますので、体外から体内に侵入しようとする化学物質や微生物をブロックしてくれます。


また水分が体外に放出されるのも防いでくれています。しかし乾燥してバリア機能が低下したアトピー性皮膚炎の皮膚では、体外からの刺激物質が侵入しやすくなるのです。


したがって、一見症状が軽快しているように見える皮膚であっても、乾燥肌であれば、バリア機能が低下しているため微生物に対する抵抗力が減弱していると認識するべきです。


私の経験上でも、アトピー性皮膚炎の方は予想もしない感染症を併発することがありました。このため、手術後は通常症例よりも感染に対して慎重なモニタリングが必要だと思います。


私は人工関節置換術後の抗生剤は通常1~2日間のみ投与していますが、アトピー性皮膚炎の方に関しては、経静脈投与終了後にもMINOを1週間ほど経口投与しています。


MINOの経口投与は、少し慎重過ぎるかもしれません。しかし、アトピー性皮膚炎はあなどれない基礎疾患であり、足元をすくわれる可能性があると認識しています。 





★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★

 
初学者がTKAの治療体系を俯瞰するにあたり、最もお勧めの書籍です






アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

管理人の著書

161228 【書影】医師の経済的自由
ビジネスパートナー募集中
産婦人科
株式会社リコー様のインタビュー記事


管理人によるケアネット連載コラム
log_carenet

医師のためのお金の話

管理人による m3.com 連載コラム
管理人による幻冬舎ゴールドオンライン連載
管理人も参加しているオンラインサロン
勤務医のための資産形成マニュアル
築古木造戸建投資マニュアル

医師のための築古木造戸建投資マニュアル 1
REITで実践する不動産投資セミナー
190122
医師のための 金融資産形成術


配送無料! 医学書 購入サイト
プロフィール

自由気ままな整形外科医

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

・医学博士
・整形外科専門医
・日本リウマチ学会専門医
・不動産投資家
・超長期金融資産投資家

QRコード
QRコード
記事検索
メッセージ
免責事項
免責事項に関して明示することで、当ブログの利用者は以下の事項に同意した上で利用しているものと考えます。 ここに書かれる意見には管理者のバイアスがかかっています。 利用者が当ブログに掲載されている情報を利用した際に生じた損害等について、当ブログの管理者は一切の責任を負いません。 また、当ブログの情報は、あくまでも目安としてご利用いただくものであり、医療行為は自己責任で行ってください。 また、当ブログは医療関係者を対象にしています。それ以外の方が、当ブログの情報から自己判断することは極めて危険な行為です。 必ず医療機関を受診して専門医の診察を受けてください。 当ブログの内容は、予告なしに内容を変更する場合があります。