先日のことですが外来をしていると鎖骨遠位端骨折の患者さんが紹介受診されました。
単純X線像では骨折部の転位を認めます。う~ん、これは手術適応です。
しかし、ご本人は手術が嫌とのことで、偽関節覚悟で保存治療を選択されました。そして、何気なく骨折部をみると、クラビクルバンドを装着していました。
鎖骨遠位端骨折にクラビクルバンド?? と思いましたが、前医の処置なので何も言いませんでした。後医は前医での詳細なやりとりを知らないのに、安易な治療の批判は避けるべきです。
しかし、一般論として鎖骨遠位端骨折にクラビクルバンドは意味が無いと思います。敢えて言うなら、ストラップ部分で鎖骨中枢側を上から押さえ込むことに意義があるぐらいでしょうか?
渉猟したかぎり、鎖骨遠位端骨折に対する保存療法でクラビクルバンドが有意に有効であったという報告は無いようです。
論理的に考えても、三角巾を使用して患側上肢を持ち上げることで、鎖骨遠位端骨折部にかかるストレスを軽減する方がまだマシな治療法ではないかと思います。
転位のある鎖骨遠位端骨折は基本的に手術適応だと思いますが、偽関節になってもそれほど支障をきたさないので、患者さんとよく相談して治療方針を決定することが望ましいと思います。
★★★ 管理人 お勧めの医学書 ★★★
豊富な図や画像が提示されているため、ほとんどの骨折や脱臼に対応することが可能です
救急・当直で必ず役立つ!骨折の画像診断
私は所有している1棟マンションの2室にAirbnbを導入しています。Airbnbはサンフランシスコ発祥の宿泊マッチングビジネスで、欧米人を中心に外国人の利用が多いです。
立地条件のためか、私の物件もゲストは100%外国人です。稼働率は90%を超えており、まさにいま旬であるインバウンド(訪日外国人旅行)の恩恵を目一杯受けています。
20%の完全代行手数料控除後でも、手残りで普通賃貸の2.5~3倍程度の高収益です。賃貸ビジネスでは損益分岐点を超えた売上は全て利益になるので、爆発的に利益が増加します。
そんなウハウハなAirbnbなのですが、先日久しぶりに私の物件のリスティングページをみると、自分が ” スーパーホスト ” に昇格していることに気付きました。スーパーホストとは何ぞや?
調べてみると、スーパーホストは優秀なホストに与えられる称号で、日本でスーパーホストに認定されている比率は全ホストのわずか11%だそうです(2015年4月現在)。
スーパーホストに認定されると、ゲストから選好される可能性が高まります。代行業者様のおかげで、私は集客力が高くて価値のあるAirbnbのアカウントを所有するに至りました。
おそらく、医師でAirbnbのスーパーホストに認定されているのは私以外にほとんど居ないのではないでしょうか? まぁ、代行業者様のおかげなので、何の自慢にもなりませんが(笑)。
さて、先月末に所有している区分マンションに空きが出ました。この物件は不動産会社社長の所有物件でしたが、請われて3日以内の現金決済を条件に当時の市価の70%で購入しています。
費用に糸目をつけず自分の好みに合わせて徹底的にリノベーションしている分譲マンションなので、下図のような ” 趣味の1室 ” となっています。家族で
この物件は某準ターミナル駅から徒歩8分の好立地です。現時点でグロス利回り13%、ネット利回り10%です。これをAirbnbで運用すると完全代行でも利回り20%以上を見込めます。
収益的にかなり美味しいですが問題点がひとつあります。それは、この物件が分譲マンションであることです。1棟マンションであれば、自分がオーナーなので問題ありません。
しかし、分譲マンションでは管理規約があるため、Airbnbで運用すると規約違反になる危険性があるのです。う~ん、じつに面倒くさい・・・。区分所有は不動産としては不完全な形態ですね。
知り合いの大家さんで、分譲マンションにAirbnbを導入している方が居ます。その方にアドバイスを乞いました。曰く、Airbnb最大のリスクは法律や規約もさることながら、近所の目だそうです。
いくら分譲マンションの規約で問題無くても、近所からクレームが入った時点で雲行きが怪しくなります。これが本格的ないざこざに発展するとAirbnbから撤退せざるを得ません。
クレーム発生時には迅速に「詫び」を入れるしか方法が無いとのことでした。この際に管理規約などは全く関係無く、とにかくクレームが発生しないように細心の注意を払うしか無いそうです。
唯一の救いはAirbnbからの撤退は極めて容易なことです。初期費用が30万円程度なので、2~3ヶ月で全額回収できます。その後の売上は丸々利益なので、いつでも撤退可能なのです。
悩みつつも、この物件にもAirbnbを導入するかもしれません。スーパーホスト+ハイスペック分譲マンション という好条件を生かさない手は無さそうです・・・
★★ 管理人監修の資産形成マニュアル ★★
管理人監修の「勤務医の、勤務医による、勤務医のための資産形成マニュアル」です。高度な医療技術で社会貢献するためには経済的安定が不可欠! という信念のもと、管理人は多くのメンターから指導を受けました。
その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。その指導内容をまとめたものが本マニュアルです。既に資産運用をしている方でも、勤務医のアドバンテージを生かした新しい考え方が見つかるかもしれません。
PDF版の販売で、30日間の返品保証付きです。当直1回分にも満たない価格なので、本マニュアルの手法を実践すれば、あっという間に元が取れると思います。 尚、医師以外の方のご購入はご遠慮ください。
先日、とある投資クラブから講演依頼があり、資産家の方を対象とした金融資産投資の講演を行ってきました。今回は、会員限定のクローズのセミナーで一般募集はありませんでした。
募集定員100名の前で講演しましたが、相変わらず喉が弱くて後半戦は結構大変でした。どうもセミナーの講師は私には合わないようです(笑)。
セミナー後の懇親会で、ブラジルへの投資について意見を求められました。 米国の利上げ観測や中国の景気低迷のためにブラジルなどの新興国は軒並み経済が良くないです。
このため株価や通貨もかなり売り込まれています。私自身は新興国についてあまり興味が無かったので、意見を述べるほどの知識を持ち合わせていませんでした。
そこで帰宅後にブラジルの株価指数と通貨のチャートを調べてみました。まず、代表的株式指数のボベスパ指数のETFであるEWZの15年チャートですが、下図のようにかなり下げています。
ただし、資源安のピークであった2002年最安値の5.79まではまだ差があるようです。一方、2008年に日本でも東証にブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信(1325)が上場しています。
新興国経済の低迷で売買が膨らまずに流動性が低いことが難点ですが、NYSEまで出かけていかなくても購入できるのはありがたいです。
EWZのデータと比較すると、2002年のボベスパ指数まで下落すると29円となる計算です。そこまで下落するとは考えにくいですが、まだ投資開始するのは時期早尚である印象です。
次にブラジルの通貨レアルの20年チャートです。レアルは1994年から導入されています。レアル円は資源安のピークとほぼ同じレベルにまで下げているようです。
これは確かに「買い」かもしれません。 問題点は、レアルを購入することは非常に難しいことです。まずFX業者でレアルを扱っているのは、2015.10.11時点でIG証券のみです。
ネット銀行のいくつかは外貨預金を扱っていますがスプレッドが大きい! 大証に上場していたレアル連動上場投信(ETF)は人気低迷のため上場廃止になっています・・・。
NYSEarcaにはBZFというETFが上場していますが、コレも流動性に難ありです。 調べたかぎりでは、レアルMMFも存在しないようです。
以上から、私の投資基準ではブラジル株式購入は時期尚早、通貨レアルには投資妙味がありそうです。しかし、残念ながら現時点ではレアルに投資する手段がほとんど無いのが現状です。
★★ 医師のための資産形成講義 ★★
第88回日本整形外科学会学術総会期間中の2015年5月23日に開催した、本ブログ管理人による 「医師のための資産形成セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。
本セミナーは経済的自由獲得を目指す医師向けに開催しました。 資産形成マニュアル は、医師に最適化した資産形成手法だと自負していますが、文書だけでは伝わらないことも多いです。
講義内では、資産形成マニュアルにおいて文面だけでは伝えきれなかった資産形成のコツや、寝ていても定期収入をもたらしてくれる 「資産の自動運転化」 を中心に説明しています。
アクセスカウンター
- 今日:
- 昨日:
- 累計:
管理人によるケアネット連載コラム
管理人による m3.com 連載コラム
管理人による幻冬舎ゴールドオンライン連載
人気記事
管理人も参加しているオンラインサロン
勤務医のための資産形成マニュアル
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
お気に入りリンク集
記事検索
免責事項
免責事項に関して明示することで、当ブログの利用者は以下の事項に同意した上で利用しているものと考えます。 ここに書かれる意見には管理者のバイアスがかかっています。
利用者が当ブログに掲載されている情報を利用した際に生じた損害等について、当ブログの管理者は一切の責任を負いません。 また、当ブログの情報は、あくまでも目安としてご利用いただくものであり、医療行為は自己責任で行ってください。 また、当ブログは医療関係者を対象にしています。それ以外の方が、当ブログの情報から自己判断することは極めて危険な行為です。 必ず医療機関を受診して専門医の診察を受けてください。
当ブログの内容は、予告なしに内容を変更する場合があります。