小児に対する消炎鎮痛剤処方 その1 のつづきです。


小児外科では術後患者さんにアセトアミノフェンの倍量投与(20 mg/kg)で対応している施設が多いようです。周知のようにアセトアミノフェンは解熱効果は高いものの、鎮痛効果は非常に弱いです。したがって、鎮痛効果を得るために倍量投与となるそうです。


アセトアミノフェンの倍量投与で肝障害を併発しても投薬を中止すれば軽快します。ロキソニン投与でライ症候群やインフルエンザ脳症を併発した場合の損失と比較すると、アセトアミノフェンの倍量投与の方がリカバリーが効くというのが小児外科医の言い分だそうです。


私もこの話を聞いてから19歳未満の患者さんに消炎鎮痛剤を処方せざる得ない場合には、アセトアミノフェンの倍量投与で対応することにしました。やはり、疑問点があれば専門家に確認することが重要ですね。