今日の午前は外来でした。
先週の日整会出席のために積み残した残務処理もあって結構大変でした。


2日前に仰向けに転倒した80歳女性の方が腰痛で初診されました。この方は1ヵ月に1度の頻度で膝関節注射を施行しており、とてもしっかりされた方です。


自発痛は両上殿部にあり、胸腰移行部から腰椎にかけては叩打痛・圧痛とも何度施行してもありませんでした。しかし、単純X線像を確認するとL2圧迫骨折を認めたので、もう一度L2を叩打しましたが、「少しだけ痛いかもしれませんね~」とおっしゃられるのみです。


この方のように新鮮脊椎圧迫骨折であっても、叩打痛をほとんど認めないケースが多いように思います。私の感覚では、①MRI ②CT ③単純X線像 ④胸腰移行部の関連痛(上殿部痛) ⑤現病歴 ⑥脊椎圧痛 ⑦脊椎叩打痛 の順に感度が高いように思います。


特に⑥・⑦はほとんど参考にならないケースが多いので、注意が必要だと思います。全例で①・②を施行するわけには行かないので、実際の臨床の現場では③・④・⑤・(⑥)あたりが重要になってくるのかなと考えています。



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