今日の午前は、出張先で外来をしていました。
30歳ぐらいの女性の第5中足骨基部骨折を4週間前から治療しています。


今日の単純X線像でも転位等を認めず経過良好でした。骨折部を打診して叩打痛の有無を確認したところ、「もしかしてココが骨折しているところですか??」と尋ねてきました。


「今更、何を言っているんですか、ココに決まっていますよ」と返答したところ、骨折部の出血が皮下を流れて足趾基部に沈着した紫斑部を指差して、「ココが折れていると思って、今まで大事にしていました」とおっしゃられるではありませんか!


骨折部位と全く関係無いところを骨折していると思い込んで大事にしていたとのことで、患者さんも爆笑していましたが、今更ながらに患者さんとの意識のギャップを思い知りました。


私達の感覚では骨折等の出血は、皮下を通って体の一番低い部位まで流れていくことは常識ですが、一般の方にとっては初めての経験なので分からなくて当然ですね。





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