Medical Tribune 2013年7月25日号で、公共プールの約6割で大腸菌を検出 という記事がありました。
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Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR, 2013; 62: 385-388)
・ 米疾病対策センター(CDC)は、昨シーズン中に公共プールから回収した濾過装置のフィルターを検査したところ、約6割から大腸菌が検出され、糞便による水質汚染が深刻な問題であることが分かったと発表した
・ 塩素などの消毒薬は病原菌を瞬時に殺すわけではない
・ プールに入る前には念入りにシャワーを浴び、下痢をしているときにはプールに入らない
・ 60分ごとにトイレ休憩を取る
・ 病原菌の殺菌力を最大化する適切なレベルの塩素濃度は1-3mg/L or ppm, pH7.2-7.8
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結構、衝撃的な数値で驚きました。私はPTAの役員をしているので分かるのですが、学校の25mプールの水を一度入れ替えるには30-40万円程度掛かるそうです。
したがって、頻回にプールの水を入れ替えるわけにはいけないので、どうしても塩素による殺菌がメインになるのでしょう。しかし塩素だけでは不十分なので、汚染を防ぐには利用者のモラルが大きいことに気付かされました。
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