Medical Tribune 2014年3月27日号に興味深い記事がありました。氷などを食べた際に頭部に冷たさが伝わり発生するいわゆる「アイスクリーム頭痛」についてです。


冷たいものを食べると、咽頭に接して走行する動脈内の血液が冷やされて脳に循環し、脳内や周辺にある血管ないし髄膜が収縮して痛みを引き起こすそうです。


今まで冷たいものを食べて頭が痛くなることに対しては、特に気にも留めていませんでした。しかし、このように改めて頭痛のメカニズムを説明されると「ふ~ん」と頷いてしまいます。


研修医の頃に、「なぜ指を引っ張ると音がなるのか」について医局の講師の先生に説明されて、同じ様に「ふ~ん」と得心した記憶が蘇りました。


一般的にはアイスクリーム頭痛や指などの関節の音が鳴るメカニズムなどは、医学というよりも雑学の知識でしかありません。


しかし今回の記事によると、アイスクリーム頭痛を利用して脳の冷却システムが開発されたようです。心配停止時に脳を低温に保つことで神経細胞の死滅を防ぐ低体温療法で使用されます。


何気ない雑学的な知識も、思わぬところで医学の進歩に役立つことに改めて感心しました。基礎的な知識って意外と重要ですね。



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