先日、骨折の手術中に突然イメージが故障してしまいました。
まだ購入して1年の器械にも関わらず、何の前触れも無くいきなり映らなくなったのです・・・
結構難しい手術で、何段階かステップを踏む必要がありました。このような場合には、何となく最も重要なステップから手術するようにしていますが、このことの重要性を今回は思い知りました。
イメージが突然映らなくなったのは、ちょうど第一段階が終了した時点でした。骨折部の安定性としては第一段階だけでは不十分なのですが、ここで退却しても何とか安定性を確保できます。
第二段階まで施行してようやく後顧の憂い無く術後リハビリテーションを行うことができますが、第一段階だけでも何とか対応可能なのです。
最終的には直視下に第二段階まで手術を敢行しましたが、これは第一段階が完了している安心感があったため実行可能でした。
第二段階から手術を始めていたらと思うと結構ゾッとします。やはり、手術を施行する場合には常に不測の事態発生の可能性を念頭に 「 常に退路を確保 」 しながら施行するべきですね。
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