先週は非常に忙しかったです。
とにかく人に会いまくっていました。


勤務医をしていると自由になる時間は夜になります。そこから目的の人と会って協議を重ねると、帰宅が深夜になってしまいます。酒も入るので、ちょっと健康管理的には難アリですね。


さて、週央にお会いしたのは、新たに立ち上げるオンライントラベルエージェンシー代行業のPTA本部役員仲間の面々でした。今回はコアのメンバー3名以外に学生を一人招聘しました。


彼女はまだ大学生なのですが、非常に切れ者です。某有名大学に在籍しており、留学経験があるため英語も堪能です。そして、何よりも凄いのはビジネス立ち上げを志向していることです。


現在、Airbnb代行業の会社でアルバイトをしているのですが、その経験を生かしてオンライントラベルエージェンシー代行業の責任者に抜擢することになりました。


私たちはビジネスのフレームを造って資金を出しますが、オペレーションをするわけにはいきません。一方、彼女はビジネス立ち上げの経験が無いので、ノーリスクのトレーニングとなります。


今回はキャリア育成支援事業を展開しているメンバーのリソースを使うので、初期投資は10万円にも満たないです。こちらでも述べているように、ビジネス立ち上げは小資本が望ましいです。


私は金融資産投資や不動産投資も行いますが、それぞれの分野でそれなりの成績を達成したとしても、通常のビジネスに比べると収益性が非常に低いことに気付きました。


もちろん、私の投資方針が長期保有であることも要因ですが、金融資産投資は15年で300%(年率20%)、不動産投資では購入価格に対する実質利回り10%程度(※)です。


これに対してスモールビジネスでは利回り50~5000%となっています。分母が小さいので利回りが高くなるのは当然ですが、金融資産投資や不動産投資と比べて資金効率が断然良いです。


ビジネスオーナーからすると、利回り10%の不動産投資や20%の金融資産投資など「収益性が低過ぎて」やってられないというのが本音だと思います。


もちろん、金融資産投資や不動産投資は参入障壁が低く、定石通りに実践すれば利益を生みやすいメリットがあります。つまり、やり方が適切なら成功率が高いのです。


しかし、一定の成績を出せるようになれば、より資金効率の良いスモールビジネス立ち上げも検討するべきでしょう。初期投資金額が小さければ小さいほどリスクは低いです。


そして、スモールビジネスを立ち上げる分野は、自分の得意分野の隣接領域がベストです。全く経験や知識の無い分野で勝てるほど世の中は甘くありません。


私の場合、「不動産 → 空室支援事業」、「不動産 → Airbnb → オンライントラベルエージェンシー代行業」、「医療 → ライセンスビジネス」などの隣接領域への展開を基本にしています。


金融資産や不動産も悪くないですが、それ以外にも「小さな収益源」があると、経済的基盤がより強化されると思います。
 「 小資本で数を撃つ 」 ことに徹することが成功への第一歩です。


※ 融資によるレバレッジは考慮せず



★★  医師のための資産形成講義  ★★


第88回日本整形外科学会学術総会期間中の2015年5月23日に開催した、本ブログ管理人による 「医師のための資産形成セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。


2015神戸セミナー



本セミナーは経済的自由獲得を目指す医師向けに開催しました。 資産形成マニュアル は、医師に最適化した資産形成手法だと自負していますが、文書だけでは伝わらないことも多いです。


講義内では、資産形成マニュアルにおいて文面だけでは伝えきれなかった資産形成のコツや、寝ていても定期収入をもたらしてくれる 「資産の自動運転化」 を中心に説明しています。