最近、いろいろな方から資産形成の相談を受けます。
たいていは「株式投資」「不動産投資」「貴金属投資」のいずれかに関する相談です。


これらの相談に対するアドバイスは非常に簡単なので気楽です。何故ならいずれも勝つための定石が存在するので、その人の状況に合わせて機械的にアドバイスするだけだからです。


相談を受けながらも、相談者が本当の意味で成功する確率は高くないことを感じ取ります。何故ならこれらの領域は、資産形成という大きな枠組みの中では最下層に位置するからです。


私は、下記のような枠組みで資産形成を考えています。

  1.  生活習慣・お金に対する心構え
  2.  税法
  3.  各論、節約術


①が最も上位の階層で、ここをしっかり押さえておかないとやっていることがちぐはぐになってしまいます。例えば日常的にコンビニで買い物をする習慣などは、是非について見直すべきです。


極めて多忙で、自分の時給単価を計算した結果、やむを得ずコンビニを利用するのならOKですが、何となく途中にあるから立ち寄る等は論外です。テレビを視聴するのも同様です。


あと、儲けのタネをどこに求めるのかもあらかじめ考えておく必要があります。時間のアービトラージなのか、場所のアービトラージなのか、人間関係のアービトラージなのか、等です。


②は、それより下の階層での行動規範となります。税制に逆らう行動は極めてエネルギーロスが大きく、それだけで負ける可能性が高まります。


①②を完全に理解した上で、やっと③の各論の出番です。いきなり「株式投資」「不動産投資」「貴金属投資」などの各論をやろうとしても、順序が逆なので大きく勝つ可能性が低いのです。


そして、最も重要な勝つための秘訣は、「最も適した時期に最も適した場所に居ること」です。これは①で述べた時間と場所と人間関係のアービトラージを意味します。


例えば2016年4月現在、不動産市場に参入することは「最も適した時期に最も適した場所に居ること」を完全に外しているため、成功する確率は極めて低いです。


逆に1990年代に米国で投資銀行に就職することや、2009年に株式市場に参戦することは、「最も適した時期に最も適した場所に居ること」であったため、労せず結果を出すことができました。


このように資産形成を3層に分けて考えることはとても重要だと思います。そして、この考え方は、人生設計にも応用可能です。スイートスポットにはまると楽々結果を出すことが可能です。


今の自分は「最も適した時期に最も適した場所に居るのか?」を考えるのです。実際問題として、プラスか否かは分かりにくいですが、マイナスか否かは比較的容易に分かると思います。





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