2016年8月27日号の週刊ダイヤモンドで珍しい特集がありました。
資源安時代 逆張りのすすめ です。ほっ~、週刊ダイヤモンドが逆張りですか(笑)。






意外にも論旨は比較的マトモでした。現時点で原油をはじめとした資源価格は低位安定期にあります。しかし、数年以内に新興国の経済発展のため価格は上昇すると予想されています。


資源輸入国である日本は、資源価格が安い今こそ調達戦略に突き進むべきだと、記事の中で編集部は主張していす。それでは、どれほど資源が安くなっているのかを調べてみました。




WTI



まず、原油(WTI)です。10年チャートでは確かに底値に近いです。ただ、30年チャートでは驚くほどの安値ではありません。



copper



次は銅(Copper先物)です。2011年2月のピークから2016年1月には40%にまで下落しました。多くの企業が銅市況の下落で手痛いダメージを負いました。


それでは、個別企業はどのような状況なのでしょうか。鉄鉱石・銅・原料炭などの資源メジャーは、かなり重複しています。代表的な銘柄はBHPビリトン、リオ・ティント、ヴァーレです。



BHP
BHPビリトン(BHP)


まずは、オーストラリア/イギリスのスーパー資源メジャーのBHPビリトンです。私は、2006年ごろからBHPビリトンが欲しくてリーマンショックが発生するまでずっと眺めていました。


当時のBHPには死角が無く、新日鉄も手玉に取る世界最強の資源メジャーでした。何度も購入しそうになりましたが、自分の投資戦略に反するため思い止まった記憶があります。


当時に比べるとかなり株価は下落しています。う~ん、買うべきでしょうか・・・。しかし、今はBHPを購入することに対する「怖さ」がありません。きっとまだ購入してはいけないのでしょう。



RIO
リオ・ティント(RIO)

VALE
ヴァーレ(VALE)


次は、リオ・ティントとヴァーレです。BHP同様にかなり売り込まれていますが、ヴァーレに関してはブラジル経済の悪さも影響しているのかもしれません。



8031


最後は、日の丸・資源ジャイアント 三井物産(8031)です。資源安による減損ショックのために投資を抑制する各総合商社をしり目に、ただひとり攻めの姿勢を崩さないのが三井物産です。


今年もオーストラリアで油田権益に800億円を投資しました。最悪の市況の中で、ひたすら逆張り戦略を敢行する姿勢には、本当に上場企業なのかという疑念さえ湧きます(笑)。


関西電力の原発に対する執念にも通ずる頑なさが好きです。ただ、逆張り投資家目線ではまだ投資できるレベルではありません。もっとどん底に落ちたら物産を買いに行こうと思います。





★★  医師のための金融資産形成術  ★★


資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。



NY夜景

      



勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。


1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術


①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。


一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。 


今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。


築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。