先日、スポットの夜診アルバイトを頼まれました。初めて行く病院なのですが、電子カルテはまだ導入されていません。紙カルテなので、初めてでもストレスは無さそうです。


そんな気楽な気持ちで行ったのが、間違いのもとでした・・・。夜診が始まって、イザ再診患者さんのカルテを見ると、全てドイツ語(?)で書かれているではありませんか!


汚い(失礼!)手書きの文字で、略語のオンパレードです。ときどき日本語の部分もあるのですが、カルテのほとんどは独自(?)のドイツ語略語で埋め尽くされています。


う~ん、これはかなり困った。いちいち、問診を取りながら診察を進めていきましたが、患者さんの訴えを聞いてカルテと照らし合わせても整合性が取れません。


いったい、どうなっているんだ??? 年配の医師の中には、「癌患者さんにカルテ内容を読まれないように、あえてドイツ語で書くんだ」とおっしゃられる方も居るそうです。



しかし、昨今の医療情勢を鑑みると、まだそんなことやっているんですか? と思わず愚痴りたくなりました。自分しか分からないカルテに、価値があるとは思えないのですが・・・




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