オーソライズドジェネリック(AG)をご存知でしょうか? 先発メーカーから許諾を得て製造した、原薬、添加物および製法等が、先発医薬品と同一のジェネリック医薬品です。


一般的なジェネリック医薬品は、大きな問題を抱えています。有効成分は先発医薬品と同じですが、原薬、添加物・製法等が異なるからです。


このため、ジェネリック医薬品の薬物動態は、先発医薬品と似て非なる場合が多く、必然的に臨床における薬効も先発医薬品と異なります。


この点については、公的に誰も指摘しないことですし、カウンター越しにしか患者さんと接することのない調剤薬局の薬剤師さんにも、ピンとこないかもしれません。


しかし、臨床の現場に身を置く方の多くは、先発医薬品とジェネリック医薬品の差異を感じていると思います。それも悪い方に違うことが多い・・・


正直に言って、家族には絶対に処方したくないジェネリック医薬品ですが、オーソライズドジェネリックの存在を知って考え方を改めました。これなら質も担保されていそうです。




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上記の表は、第一三共エスファ株式会社のホームページから転載しました。う~ん、これなら何の不安もなく処方することができそうです。


オーソライズドジェネリックでは製造を先発メーカーが行い、販売をジェネリックメーカーが行います。ほとんどの場合、製造元が先発メーカーなので安心感が桁違いですね。


「 ジェネリック医薬品 = 安かろう悪かろう 」というイメージでしたが、「 オーソライズドジェネリック医薬品 = 安くて良い 」と認識しました。


残念ながら、2017年6月時点での整形外科関係のオーソライズドジェネリック医薬品は、ゾメタとロイコボリンのみのようです。鎮痛剤でも、AG医薬品がでてくればいいですね。







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