先日、ロキソニンを処方しようとすると、患者さんが「自宅にあります」とおっしゃられました。他の医療機関で処方されたのだと思いましたが、どうやら市販薬のようです。


ご存知のようにロキソニンには、処方薬と市販薬があります。市販薬は、ロキソニンSという名称で、医師の処方箋が無くても購入することが可能です。



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私は、処方薬と市販薬では有効成分の用量が異なると思っていました。しかし調べてみると、両方ともロキソプロフェンナトリウム60mgが含有されているとのことでした。


そうなのか、医師の処方箋が無くてもロキソニンって購入できるんだ。。。市販薬は処方薬よりも効果が弱いから、服用するなら処方薬だと説明していたのは間違いだったようです。


基本的にはロキソニン=ロキソニンSなのですが、ロキソニンSの用法は「短期・屯用」とされています。具体的には2錠分2のようです。


まぁ、実際には患者さんの自己判断に委ねられていると思いますが・・・。異なるのは価格のようで、ロキソニン: 15.9円に対してロキソニンS : 58円です。


処方料や初診・再診料、そして医療機関を受診する時間を考えると、どちらが有利か一概に言えません。医療関係者でなければ、ロキソニンSの方が良い選択肢の場合もあるでしょう。


価格や医師の采配 vs いつでも購入できる手軽さ。薬剤の内容が同じであれば、どちらを選択するべきか迷ってしまいますね。






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