今日は医療とは関係のない話題です。先日、弁護士と飲んでいて興味深い話を聞きました。痴漢冤罪では、どのような対応がベストなのか? を訊いてみたのです。
映画にもなりましたが、男性にとって痴漢冤罪は他人事ではありません。混みあった電車の乗る行為=痴漢冤罪にまきこまれる可能性、という等式が成り立ちます。
弁護士は2名居たのですが、やはり「その場から逃げること」を挙げました。とにかく逃げることが重要だそうで、仮に捕まっても「腹が痛かった」とでも言えば良いとのことでした。
捕まった時点で人生終了です。日本の刑事司法制度は、先進国の中では非常に遅れているそうです。制度的欠陥があるので、理想論や理屈は、立場を悪くするだけです。
このため、「とにかく逃げるべき」とのことでした。弁護士的には、日本の刑事司法制度は先進各国というよりも、中国や北朝鮮に近い感覚だとおっしゃられていました。
とにかく人権侵害の程度が尋常ではありません。刑事事件で捕まると1年ぐらいはあっという間に過ぎてしまい、社会的に抹殺されます。国連でも問題になったそうです。
このときに弁護士が発した「刑事は絶望だ」という言葉が私の脳裏に焼き付きました。ちなみに今回一緒に飲んだ弁護士は、決して人権派ではありません。それだけに闇が深いです。
もし、不幸にして捕まったら「黙秘」するべきとのことでした。決して「自白」してはいけません。ただ、黙秘を通すと1年ほど拘留されるので、どちらが良いか分かりません・・・
捕まった瞬間から弁護士を呼ぶのがよいのかもしれません。顧問弁護士が居なくても当番弁護士制度があります。ただ、弁護士達はこの手法を100%首肯していませんでした。。。
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