先日、英語ペラペラ道場先生が運営している医師のキャリア革命(オンラインサロン)で、「サロンのメンバーが考えるこれからのキャリア形成のプラン」という話題がありました。


参加メンバーが多様性のあるキャリアプランを披露していました。う~ん、さすが尖った人が多いです(笑)。見習って、私も自分のキャリアプランを書いてみました。





私の場合は、医師としてのキャリアの整理を考えています。だいたい卒後20年ぐらいすると、選択できることがほとんど残っていないことに気付きます。今更、科や専門領域を変更するわけにはいかず、悪く言うと過去に身に着けた遺産で食っている状態です。幸い、私の領域はほとんど進歩が無いので、たんたんと業務をこなすだけでOKです。安定してはいますが、30歳台のころに比べると圧倒的に選択肢が少ないと感じています。


この歳になって、時間の大切さを痛感するようになりました。そこで、まずはタネ銭を稼ぐために続けていたアルバイトを譲っていくことから開始しています。その次のステップはメイン勤務先の時短勤務なのでしょうが、こちらは術後患者さんを診る必要があるのでハードルが高そうです。


幸い、医師としての収入よりも自分で立ち上げたビジネスや不動産からの収入の方が多いので、この点に関しては非常にありがたいと感じています。やはり、資産形成を行っているか否かは、人生の選択肢の多さを維持する上でも非常に重要だと思います。


ただ、メインの勤務先を退職する踏ん切りまではなかなかつかないのが現状です。その理由は、①医療業界とのつながり ②チャンスの窓が開いた時の銀行融資の容易さ だと感じています。①に関しては、医師をしているからこそ得ることができる閃きや人脈が大きいのです。


直近の節目は、専門医の更新時期を乗り切ることと、開発中の医療器具を商品化することです。この2つをクリアすると病院勤務をつづける必要性が低くなるので、次のステップを考えようと思います。





前向きなキャリアプランというよりも、退却戦の指揮官のボヤキといった趣きですね(笑)。しかし、文章に書くことで、自分の考えがまとまってスッキリしました。


そろそろ臨床に携わることを卒業して、次のステップに歩を進める時期に差し掛かっているのかもしれません。





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