先日、母校の関節リウマチの先生の講演を拝聴しました。
内容はEULAR recommendations 2016でした。


質疑応答で、高齢者においてはMTXとbDMARD(生物学的製剤)のどちらを先に減量するか? が話題になりました。う~ん、これはなかなか難しいですね。


講師の先生は、MTXを先に減量するとのことでした。これは、bDMARDよりもMTXのSEの方をより警戒しているからです。



一方、医療経済的にはbDMARDを優先して減量するとの選択肢もあります。何を重視するかによって結論は異なります。


この一連のやりとりを拝聴した私の感想は、高齢者ではbDMARDよりもMTXを先に減量するという講師と同じ考えでした。



やはり、80歳を超える高齢者に対してMTXを投与し続けることはかなり勇気が必要です。私の場合、80歳を超えたらMTXからSASPに変更しています。


高齢者へMTXを投与し続けるほどの胆力は、私には無いからです。何となく後ろめたさを覚えながらMTXからSASPへ変更してきましたが、今後は少し気が楽になりそうです。






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