私の資産形成に対する考え方には、キャピタルゲインよりもインカムゲインを重視するという特徴があります。


一般的に投資初心者や勉強熱心な投資家は、キャピタルゲインよりもインカムゲインを好む傾向にあります。インカムゲインは農耕的なコツコツ型のイメージが強いためかもしれません。


一方、私の周囲で実際に富裕層を経て経済的自由を達成した方を観察してみると、インカムゲインだけで到達した人は皆無です。やはりキャピタルゲインの威力が大きいのです。


しかし、インカムゲインを重視すると必然的に安価に買うことを志向するので、結果的に大きなキャピタルゲインを得ることができます。


したがって、結果的にはキャピタルゲインが富裕層→経済的自由への道ですが、考え方としてインカムゲインを重視することは、あながち間違いではないと思います。


では、実際にインカムゲインを得るために、私はどのようなことを考えているのか? 分かりやすい例として、2008~2009年にかけて敢行したJ-REITへの集中投資をご紹介します。


当時はニューシティーレジデンス(NCR)破綻+リーマンショックのために、理論価格から大きくかけ離れた価格まで投げ売りされる銘柄が続出しました。


日本コマーシャル、日本レジデンシャル、ビ・ライフ、ジョイント・リートなどは、信用不安のため、軒並み分配金利回り20~30%まで売り込まれました。


私は、2008年10月からJ-REITへの集中投資を開始したのですが、12月には手元資金が底を尽きたため、フリーキャッシュフローのみで投資を継続しました。


当時は3棟所有していましたが、フルローンだったのでキャッシュフローはさほど多くありません。このため、給与所得やアルバイト収入まで動員して全力で買い向かいました。


アルバイトは当直で、一晩4万円でした。暗い当直室への階段を昇りながら、下記のような計算をして自分を鼓舞したのを覚えています。


  • 4万円で日本コマーシャル投資法人0.5株購入
  • 分配金22000円×0.5株=11000円/年
  • 分配金11000円/年÷12カ月=916円/月



今晩当直することで、未来永劫続く毎月916円の不労所得が手に入る! 今考えるとお花畑的な考え方ですが、当時は大真面目にそう思いながら歯を食いしばって頑張りました。


「一晩の当直で、生涯にわたって毎月916円の収入を確保できる」と考えると、俄然やる気がでてきたのを覚えています(笑)。我ながら本当に変わった感性の持ち主です。


一晩がんばって獲得した「生涯にわたる毎月の916円」を集め続けることで、とにかく不労所得を増やそうと躍起になりました。


2008年10月からの半年間は、身体が壊れるのではないかと思うほどのハードワークで、キャッシュフローを捻出し続けました。その原動力は、インカムゲインに対する執念です。


結局、2009年4月からはJ-REIT相場が反転したため購入は終了しましたが、この時のがんばり(?)が、今に続く月額25万円のキャッシュフロー(分配金)につながっています。


J-REITを所有してから9年経過しましたが、時代背景が良かったため分配金だけでほぼ投下資金を全額回収しました。結果的に、月額25万円のATMをタダ同然で手に入れたのです。


もちろん、このことは結果論に過ぎません。しかし、インカムゲインに対する執念が、このような幸運を呼び込んだと考えています。






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