1週間ほど業務を離れていたので、ちょっと感覚がニブッて困っています。普段何気なく施行している業務も、経験と慣れが必要とされていることに今更ながらに気付きました。


さて、今日は患者さん家族の自称「医師」対策です。ときどき受け持ち患者さんの親族に「医師」が居ることがあります。


このこと自体は何ら問題は無いのですが、ときどきこちらの治療に対して口出ししてくるケースに遭遇します。特に〇〇病院の部長や、年配の開業医に多い印象です。


彼らの「口出し」は、表面的には理に適っているように見えます。しかし、患者さんの情報を何も知らない状態での「口出し」なので、ほとんどのケースは的外れです。


例えば、80歳台の小柄な患者さんにトラムセットを処方していましたが、鎮痛効果が低いからロキソニンに変更しろ! という要望がありました。


彼らは平日仕事なので休日に来院して口出ししてきます。病棟看護師が対応するのですが、業務の妨げになるので困ったものです。


ちなみにこの患者さんは術前検査で腎機能がかなり低下していたのですが、そのようなことをこの自称「医師」は知る由もありません。


基本的には主治医が患者さんの全ての情報を把握して適切に治療しているので、たとえ医師と言えども外野の判断が主治医を凌駕することはありません。


しかし、「言いがかり」であっても、放置して結果が良くなければトラブルに発展する可能性もあります。このような場合は、私は下記のようにカルテ記載することにしています。




「自称医師の親族から、鎮痛剤をロキソニンを処方するように要望があったが、腎機能低下および年齢・体格を考慮して、このままトラムセットを継続処方することにした」




このことは退院サマリーにも記載するようにしています。主治医にとっては広義のクレーマーになるので、「クレーマー」と明記しないものの、そのような対応を心掛けています。 






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