リクルートドクターズキャリアの2018年3月号で興味深い特集記事がありました。医師が選ぶ臨床以外のフィールド です。


1990年台後半まで、医学部生が進む道は、臨床(勤務医・開業医)および研究の三択でした。それ以外の選択肢は、存在を認識することさえ難しかったです。


しかし、社会構造の変化に加えて技術の進歩を背景として、医師の働き方やキャリアは多様化しつつあります。特集では下記のようなキャリアが紹介されていました。


行政
  • 厚生労働省:卒後3年目の入省が多い。激務
  • Grobal Health系:途上国の医療に携わりたい人が初志貫徹するキャリア

政治
  • 議員:副業可能なので臨床も続けられる

ビジネス
  • 起業・ベンチャー:医療をビジネスに結び付けて新たな価値創造。医療 × AI が流行りのテーマ
  • 製薬会社・医療機器メーカー:ワークライフバランスを取りやすい
  • 保険会社
  • コンサル:激務

法律
  • 弁護士:ロースクール制度導入による司法試験易化が後押し。週1日程度は臨床に携わるパターンが多い



5年前と比べて臨床以外の道に興味を持つ若い医師が増えているそうです。卒直後と卒後5~10年経ってからのパターンに分かれ、後者は臨床の傍ら新しいことを始める人が多いです。


中でも起業が顕著な伸びをみせています。現場のニーズを知っていることが大きいようです。現場のニーズを解決する方法として、医療 × AI がテーマとなる起業が多いです。


医師だけでは何もできないので、良い相方に巡り合うかがカギだそうです。ただ、
この意見に私は否定的です。スタートアップでは全て自分で解決する気概が必須だと思うからです。


総じて面白い世の中になってきたと思います。この記事にひとつ足りないことがあるとすれば、「投資家」というキャリアの記載が無いことだと思いました。


それなりの才能・やる気・精神力があれば、医師免許という鉄板の国家資格を武器に有利に戦いをすすめられます。起業よりは余程成功率が高いでしょう。





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