先日、興味深い記事をみかけました。
1000万円貯まるのは意外と無頓着な人 です。




① 投資では無頓着な人ほどお金を増やせるという傾向

今まで3000人のお金相談を受け、300人のお客様の投資状況をウォッチして いる立場から、見えてくる個人投資家のパターンがあります。それは実に意外なのですが、無頓着な人ほどお金を増やせるという傾向です。たとえば、次のような行動パターンです。


② 株価チャートなんてほとんど見ない人

私のお客様たちの中で、株価チャートをしきりに見る人とほとんど見ない人がいます。どちらがパフォーマンスが良いかというと、見ない人が圧倒的に勝ちます。しきりに見る人は情報が豊富ですから、いろいろな反応がでます。もちろん、良い反応もあります。だから、情報をしっかり取って的確な選択をできる人もわずかにいます。しかし、大半のひんぱんチェッカーはマーケットの一時的な刺激に感情的に反応して、感情的に行動します。それがどんな行動か、この続きを読んでください。


③ 利益確定したいなんて思わない人

投資がうまくいくお客様は、資産が増えても慌てることはありません(喜ぶだけです)。しかし、負の感情が優位な人は、増えたものをすぐに刈り取ろうとします。すぐに刈り取らないと無くなってしまうという喪失の不安を抱えているのですね。そんな個人投資家が取る感情的な行為が、利益確定の売りです。利益確定の売りで投資家が失うものは、税金として徴収される小金と、それ以上増えるかもしれないという収益の機会です。利益確定売りには勇断でも、損失を垂れ流している落第生の銘柄を損切りできずに温存しておくのも、そのような感情的な人です。


④ 目の前の現実に敏感に反応しない人

株価チャートをほとんど見ないというのは意識的な不作為であり、利益確定したいと思わないというのはポリシーが貫徹している証拠です。それらをひと言でまとめてしまうと、「目前の現実に敏感に反応しない」ということです。乱暴かもしれませんが、それが「無頓着」です。「無頓着」というと失敬かもしれません。実は自分の投資信念を貫いているのです。 怖くなったら投資する人 反応しない、見ない、売らないというと、どれも行動しないという消極的な意味になり、不作為が不作為ゆえに良いことのように取られると、またそれも誤解の素です。いつも動かないワケではなくて、ユニークに動くこともあります。積極的な方向では、無頓着であるがゆえに感情に反する行動を平気で起こすことができます。



⑤ 無頓着さから、したたかな投資行動ができる人

たとえば、株安で怖くなったら投資する、人気のないマーケットを買っていく、人が見捨てた銘柄を拾っていくという投資行動です。これらも無頓着であるがゆえにできる逆貼りの行動パターンです。リーマン・ショックから2009年3月までの大底までの間にも、投資を続けられた人は、良い意味で「筋金入りの無頓着」です。東日本大震災の直後に日本株を買うことができた人も、感情や情緒に縁を切ることができる合理的な投資家です。

今では下落してしまった、新興国の株式ファンドをそれでも買っていけるのは、不安をチャンスに切り替えることができる人です。1000万円作れるか、作れないか?それは、あなたがお金に無頓着でいれるかが試されていると思ってください。





FPの北川氏による記事です。もちろん、この観察が100%正しいわけではないですが、概ね当たっていると思います。


長期的に見て、マーケットにどっぷり浸かっている個人投資家は、かけている時間や労力ほどには収益を上げることができていない印象です。


私の周囲にも頻回に売り買いしている方はたくさん居ますが、それだけで食べていけるほどキレキレの人はたったひとり(任意組合の元ファンドマネージャー)しか居ません。


私がこの記事に感銘を受けたのは、何を隠そう、私は上記①~⑤の全てに当てはまっているからです。特に下記の部分は笑えました。




リーマン・ショックから2009年3月までの大底までの間にも、投資を続けられた人は、良い意味で「筋金入りの無頓着」です




私は、リーマンショックから2009年3月まで、手元資金・賃料収入・給与所得・アルバイト所得を総動員して買い向かいましたが、「筋金入りの無頓着」とは光栄です



北川氏が本当に300人の人をウォッチしているのか否かは知りませんが、少なくとも個人投資家レベルで成功している人の特徴の一端を示していると思います。


尚、1点だけ注意点があります。②の株価チャートなんてほとんどみない人=マーケットの動向に無頓着、ではありません。


大きな流れとしてのマーケットや世界情勢は日々収集しておく必要があります。常に世界の動きの中に身を置きながらも、ある程度は客観視して眺める。。。


なかなか難しい間合いだと思いますが、成功の秘訣をひとつ挙げろと言われれば、上記になるのでは? と思います。






★★  医師のための金融資産形成術  ★★


資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。



NY夜景

      



勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。


1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術


①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。


一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。 


今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。


築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。