日常診療をこなしていると、必ずぶち当たるのがコンプライアンスの壁です。組織の規模が大きくなるほどお役所体質が強化するため、過剰なコンプライアンス遵守が要求されます。


コンプライアンス遵守や倫理の徹底はもちろん大事ですが、業務全体でみるとあくまで脇役に過ぎません。本業あってのコンプライアンスや倫理の遵守だと思います。


しかも、多くの「コンプライアンスや倫理の遵守」は表面的な儀式に過ぎないので、日常業務を停滞させてしまっては元も子もありません。


問題点は、何かトラブルが発生する度に踏むべき「コンプライアンスや倫理の遵守」のステップが増殖することです。


私は大学医局に対して好意的なのですが、この点だけはいただけません。。。やはり、大きな組織や看板を背負っている組織は大変です。


私が最初にそう感じたのは、骨バンクの立ち上げに際してでした。当時は某日赤に勤めていましたが、院内の倫理委員会との折衝などの環境整備が大変だったことを覚えています。


大学では日赤に輪をかけて大変そうです。骨バンク事業など、技術的なハードルは低いものの新規性のある事業が民間病院から始まることが多いのは分かる気がしました。


今回の例は医療業界という小さな世界の例ですが、日本社会全体に「コンプライアンスや倫理の遵守」病が蔓延しているように感じます。


この病気が蔓延すると社会の停滞を招いてしまいます。モラルは守る必要がありますが、過剰な倫理やコンプライアンス遵守の押し付けに陥らないようにしたいものです。


過剰な倫理やコンプライアンス遵守は大きな組織の人に任せておいて、場末病院の勤務医の立場では、患者さんの実利を重視する姿勢を維持したいと考えています。






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