ビジネスの寿命は短いです。
衰退に向かう原因は、やはり競合の増加だと思います。


私のビジネスポートフォリオはいくつかあります。残念ながら、そのうちの2つのビジネスの寿命が尽きつつあります。

  • 空室対策支援事業(2011年~)
  • 宿泊業(2015年~)


2つのビジネスの概況を説明します。



空室対策事業


空室対策支援事業は非常にニッチな分野で展開していますが、それでも数社が参入していました。数社だけなら問題ないのですが、最大手のSUUMOまで参入することになりました。


SUUMOという「巨人」の参入が決定した時点で、このビジネスの将来性がほぼ決定してしまいました。もう撤退しかないと覚悟を決めています。


これまでたくさんのスタートアップがこの分野に挑戦しましたが、いずれもメジャーになれずに消えていきました。ポータルサイトビジネスの主役になるハードルは高いです。


しかし、その戦いもSUUMOという巨人が参入することで、決着がつきそうです。やはり、看板と資金力の差は如何ともしがたいです。。。




宿泊業


2015年からの宿泊業は、Airbnb → 営業許可取得施設というように物件を入れ替えて進化させてきましたが、いよいよ供給圧力が大きくなり過ぎて収益性が減少してきました。


更に、近隣では凄まじい数の新規宿泊施設が建築中です。最近建築されている1棟ビルのほとんどはホテルであり、建築現場の前を通る度に絶望感に苛まれます(笑)。


今後の方針を思案中ですが、スルメのように出がらしになるまで、どんどん薄くなっていく収益を吸い続けるのか、他業種にコンバージョンするのか決断の時が近づいています。




ビジネスの寿命が尽きた要因は競合参入


両者とも競合参入による収益性低下が、ビジネスの寿命が尽きるきっかけとなりました。顧客獲得単価が上がっていくと同時に、 獲得率が下がっていくという負のスパイラルです。


よく、競合が増えるほど市場が認知されて拡大すると言われますが、実際に戦っている身では「なんと浮世離れした・・・」といった感覚を抱いています。


それほどまでに競合の出現は脅威となります。そして、競合の出現を食い止めることはできません。特に収益性のあるビジネスであるほど、多くの競合が出現します。


空室対策支援事業は、不動産 × ITスキル が参入障壁なので非常に低いです。このため当初から競合出現を覚悟していましたが、宿泊業は高地価が参入障壁になると考えていました。


しかし、これも地域の不動産賃貸市場と同様に、高い地価など全く参入障壁にはならないことを思い知らされました。参入障壁というものは意外と脆いものです。




ビジネスの幕引きからの教訓


両者とも最終的には価格競争となっています。提供する商品に差がなければ、結局価格しか差別化できません。これは非常につらい状況です。


これらの苦い経験から、現在注力中の医療系スタートアップでは、将来的に価格競争になったときにも生き残れるように、顧客の心を掴むことを第一に考えて実践しています。


具体的には、短期的な利幅を削ってでも、顧客の立場でサービスや商品の提案をすることを心掛けています。


実は、先行している競合が焼き畑農業的な経営方針で自滅したことを反面教師にして考えた戦略なのですが、こちらが攻められる立場になったことを考えるきっかけになりました。


そして、もうひとつ考えていることは、私たちしか実践できないことをメインに据えて情報発信していく戦略です。


単に医師であることだけでは、高い参集障壁を築けません。医師 × 〇〇」が重要なのです。そして、「医師× 〇〇× 〇〇」の方が強力であることは諭を俟ちません。


〇〇は、特技や専門領域でもいいですし、実績なども該当します。特に開始した時期が早いと、それだけで他を圧する強力な材料となります。


何といってもタイムマシンはないので、自分が先行者である場合には「経験年数」は誰にも負けない強力な武器になるからです。


このように、ニッチなスモールビジネスを開始する場合には、常に競合の存在を気に掛ける必要があります。参入障壁の高さに安住してはいけません。


どれほどニッチで競合など出現しないだろうと思っていても、そこが美味しい領域であれば必ず競合は出現します。


競合が出現することは仕方ないことですが、それでもやはりビジネスの盛衰を決定する要素は競合の数です。競合の数が少なく、競合の力が弱い分野が理想だと思います。


これを実現するためには
  1. 競合出現確率が低い分野を狙う
  2. 競合を圧倒する武器をそろえる(参入障壁の2乗、3乗) 


という2点を押さえることが、ビジネスを成功に導くポイントだと考えています。①で戦略的に競合が出現しにくい分野を選択します。いわゆる参入障壁の高い分野ですね。


次に、その参入障壁の高い分野内でも、自分の鎧を強固にします。②の参入障壁の2乗や3乗(=例えば、医師 × 不動産投資ノウハウ × ITスキル等)で競合を圧倒しましょう。






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