先週は日本リウマチ学会に出席してきました。
私にとってリウマチ学会は「興味深い整形外科隣接領域」です。


世界中を見渡しても関節リウマチの薬物治療を整形外科医が行ってる国はほとんど存在しません。それほど関節リウマチの領域は奥が深いです。


このため、純粋な薬物治療では、合併症併発時の対応を含めて内科系医師に一日の長があると思います。


しかし、中には優秀な整形外科医がいます。手術などの外科的治療に時間を割かなければいけないハンディを乗り越え、講師として壇上に立つのは並大抵のことではありません。


そんな凄い先生方の講演を拝聴してると、つくづく世の中は広いことを痛感します。そして、内科系医師との講演内容を比較すると、やはり外科医目線からの考察が多いです。


実際の関節や脊椎内の所見を知っているアドバンテージを武器に、関節リウマチの領域でもそれなりの立場を確保している印象です。


関節リウマチの領域では、整形外科医と膠原病内科医といった水と油(?)の存在が、混じり合うことで多様性が維持されているのでしょう。


趨勢として薬物治療は内科系医師の担うことが増加していくと思います。しかし、整形外科医も外科的視点のアプローチを提供することで、良い相互作用が働いていると感じました。




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初学者が関節リウマチの治療体系を俯瞰するにあたり、最もお勧めの書籍です