先日、近くにあるバーで飲んでいるときに、隣で談笑している人が居ました。
ボーっと聞いていると、どうやら中国人旅行者をディスっているようです。



「ホテルではテレビなんかの備品にチェーンが付いているらしいですよ」
「浴室のソープなんかを全部持って帰っていいと思ってるんだって」
「空のキャリーバックで来日して、ホテル備品で満杯にして帰国するらしいですよ」 




この人たち、無茶苦茶言ってるな・・・
そんなステレオタイプな中国人旅行者なんて、今どき居るのでしょうか?


私も宿泊施設の開業当初は、中国人旅行者をかなり警戒していました。損害保険でも盗難補償を厚くして、何を盗られても損害が出ないように万全の準備をしたものです。


しかし、この3年間で盗難事故は1件も発生していません。一組数十万円する高価なアンティーク着物をエントランスに飾っているのですが、それさえも盗られません。


また、宿泊客のマナーは非常に良好です。近所からクレームが出たことは無く、またノーショー(予約をした人がキャンセルの連絡もないまま現れないこと)も発生していません。


むしろ、日本人の方が直前キャンセルが多く、また宿泊中の(理不尽な)クレームも多いため、オーナー的には警戒しています。日本人は、決して優良顧客層とは言い難いのです。


更に、彼らは非常に金払いがいいです。
肌感覚では、上海・北京・深圳などの都市住民は、日本人よりも購買能力が高いです。


私の施設はハイエンド層をターゲットにしているバイアスがあるかもしれません。しかし、以前所有していた物件の中国人入居者は、礼儀正しく好感の持てる人が多かったです。


明らかに、マスコミやネットで垂れ流されている中国人のイメージと、実際に私が関わっている中国人は異なります。そして自分の経験の方を重視することは言うまでもありません。


確かに中国という国は厄介な隣人です。しかし庶民レベルでは、殺菌され過ぎて活力を失ってしまった私たち日本人にはないバイタリティがあります。


マスコミやネットがひと昔前の中国人のイメージを垂れ流し続けようと、実際の彼らは世界の中心になりつつあります。


リープフロッグ現象で、中国は世界最先端のテック社会に躍り出ました。かれらの目からみた日本社会は前近代的で、いまだに現金授受が広く行われていることに驚かれます。。。


そんな実情を知らずに(もしくはあえて無視して?)中国人をディスる行為は、滑稽であるばかりではなく、何とも物悲しい気持ちにさせられました。日本は大丈夫なのかな???


日本のメディアばかりを見ていると、時流を見誤る危険性が高いと思います。世界で今何が起こっているのかを知り、それに対応することが生き残るためには必要です。


こういうところにも一次情報の重要さが光ります。マスコミで垂れ流される二次情報に惑わされることなく、私たちの近くにある世界の中心から学ぶことを強くお勧めします。





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