世界の不動産市況を知る手段のひとつとして、UBS Global Real Estate Bubble Indexがあります。UBSとは、世界有数の規模を誇るスイスの投資銀行です。




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上図は最新版(2017年)のGlobal Real Estate Bubble Indexです。これをみると、世界的に不動産価格が高騰しているエリアが多いことに気付きます。


最も激しく高騰しているのはbubble index>1.5の都市で、トロント、バンクーバーなどの北米の都市や、ロンドン、ストックホルム、ミュンヘンなどの欧州主要都市です。


北米の都市は中国の富裕層が、欧州の都市はロシアや中東の富裕層の買いが激しいようです。現時点では、これらの都市群の市場に参入することは危険と言わざるを得ません。





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一方、経時的なbubble indexの推移に関しては、2015→2017年にかけてバブルが膨らんでいることが分かります。


中国人の買いが入りやすい都市(トロント、バンクーバー、シドニー、香港)はバブル感が半端じゃないですね。


北米やシドニーに買いを入れている中国人は、投資目的というよりも資産保全が目的なので、彼らと競合するのは得策ではありません。


今回のUBSのレポートを俯瞰すると、今まではニュヨークや西海岸主要都市が高騰しているイメージでしたが、実際には軽度の高騰感に留まっているようです。


尚、今回のレポートはマクロなので、個々のエリアや物件にそのままストレートに当てはめる必要はありません。しかし、全体の市況感を知っておいて損はないでしょう。






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