本日は「アメリカ合衆国はジャイアンであるということについてお話をしたいと思います。 ジャイアンといっても、軍事力という観点ではありません。




アメリカはジャイアンである


私はアメリカ合衆国がジャイアンであると考えている理由のひとつは、租税条約上の問題です。ご存知のようにAmazonは、日本で税を支払っていません。


Amazonの日本子会社は、利益のほとんどをアメリカ本社に吸い上げられる形になっており、日本ではほとんど利益が残りません。このため、日本では課税義務は無い状況です。


しかし、これだけAmazonが日本で普及しているにもかかわらず、日本政府に対しては1円の税金も支払っていないのはおかしな話です。


この問題に関して日本とアメリカの二国間協議になったのですが、日本が全面的に譲歩する形で決着しました。二国間の協議では、その国同士の力関係が大きくモノを言います。


日本のプロ野球に来るアメリカ人は、日本で所得税を払うことはほとんどありません。一方、日本人選手が大リーグに行った場合は、アメリカで所得税を払っています。


このように、日本とアメリカの租税条約上の関係は極めて不平等です。まさに「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」というジャイアン的な理屈がまかり通っています。




銀行口座情報でもジャイアン


アメリカ合衆国がジャイアン的なのは、租税条約だけではありません。銀行口座情報の開示の観点からも、アメリカ合衆国のジャイアン的な立場が明確です。


どういうことかというと、アメリカ合衆国はアメリカ国民の銀行口座情報を、世界中の国に対して開示するよう求めています。


一方、外国人(アメリカ合衆国からみて)がアメリカ国内に持っている銀行口座情報に関しては、一切開示しない方針を貫いています。


基本的に、アメリカ合衆国はアメリカ国外に流出する資金には厳しい対応で臨みますが、アメリカ国内に流入する資金は徹底的に保護するという立場が鮮明です。


このことも、「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」というジャイアン的な理屈ですね。ジャイアンは漫画の世界だけではなく、現実社会にも存在するのです。




ジャイアンは酷い奴なのか?


こういう風に書くと、アメリカは何て酷い国なんだと思う方が多いと思います。ところが資産形成という観点からすると、全く別の風景が広がっています。


国家レベルでは、確かにアメリカ合衆国はジャイアン的なのですが、一般市民の立場からすると、アメリカ合衆国のジャイアン的な立場を利用しない手はありません。


どのように利用するかは各人の自由なのですが、アメリカ合衆国のジャイアン的な特殊な立場を考えると自ずと分かってくると思います。


ジャイアンの庇護下にある人は、その威を借りることで、第三者からの攻撃を回避できます。時間のある時に、アメリカ合衆国の有効な利用方法について考えてみてくださいね。







★★  医師のための金融資産形成術  ★★


資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。



NY夜景

      



勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。


1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術


①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。


一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。 


今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。


築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。