先日、救急で
大腿骨近位部骨折の患者さんが入院されました。問診を取っていると、どうやら母校の大学の複数科でフォローされているようです。


少しややこしそうな基礎疾患だったので、診療情報提供書を取得する必要があると考えました。高齢者の大腿骨近位部骨折では、可能な限り早く手術をする必要があります。


しかし、大学でどのような治療をされているか不明であったため、迂闊に手を出せる状況ではありません。


そこで、手術時期が少し遅れることを覚悟しながら、18時頃に地域連携室を通して大学に診療情報提供書を依頼しました。


すると驚くべきことに、同日の 19時頃に大学から 2通の診療情報提供書が届いたではありませんか! 複数科からの診療情報提供書なので本当に驚きました。


こんなにも迅速に対応していただいたことに驚きましたが、この話を大学から出張してきている医師にお話ししたところ、そんなの当たり前だと言われました。


今回のようなケースでは、ボトルネックは大学の地域連携室だそうです。ボトルネックである大学の地域連携室が 18時の時点で稼働していたことが一番大きかったようです。


担当医師が院内に居ても大学の地域連携室は 17時で終業のため、実質的に外部との連絡はは遮断されてしまいます。


しかし、この日は偶然にも大学の地域連携室はその時間帯でも稼働していたようです。幸運が重なって、この患者さんは翌日に無事手術をすることができました。


この件で、改めて大学で勤務している医師への畏敬の念を抱きました。やっぱり大学の先生方はすごいなぁ・・・







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