最近、日本もずいぶん国際化されました。エリアにもよりますが、街を歩いていても外国人がそれほど珍しくなくなりました。
また、ワーキング・ホリデーなどで、異なった文化の中で長期間滞在することも可能です。このように双方向性に異文化に接する機会が増えてきました。
生まれてからずっと日本という単一民族で同じ文化の中で生活していると、どうしても視野が狭くなりがちです。
一方、国内・国外を問わず周囲に外国人が多い環境で暮らしている人は、従来の日本人と比べて考え方がずいぶん異なる人が多い印象です。
一般的には、さまざまな文化的バックグラウンドを持った人たちと接することで引き起こされたマインドリセットは好ましいことだと見なされています。
しかし、このマインドリセットは良いことばかりではないと感じています。建設的な方向にリセットされたマインドなら、これ以上素晴らしいことはありません。
しかしそのマインドリセットが日本社会へのネガティブな感情に変化する時には注意が必要です。そのマインドリセットのために、社会に適合できなくなる危険性があるからです。
具体的には、外国の文化や感じ方を上位とみなして日本の文化をネガティブにとらえてしまうと、少なくても日本社会で生きていく上では大きなハンデを背負うことになります。
もちろん、日本社会に対するネガティブな気持ちをバネにして、社会を変革するような良好なアクションを起こすと話を別なのですが、なかなかうまくいかないのが現実です。
よくありがちなのは、日本の文化や社会を馬鹿にしつつも、それに対して何か自分が積極的にアクションを起こすことなく惰性で過ごしてしまうことです。
こうなってしまうと下手にマインドリセットしてしまっているため、社会復帰が困難な状況になってしまいます。若いうちはいいですが、30歳台に突入すると黄信号が灯ります。
このように気持ちだけが変わって、その変わった気持ちを燃料にするエンジンが無い状態に陥ってしまうと結構大変です。
マインドリセットするのは良いのですが、それと同時に現実的に生きていく手段も模索する必要があると感じています。マインドだけ変わっても、人は変われないのです。
しかし、生活していけるだけのスキルを身に付けることは容易ではありません。この辺りのジレンマを解決する回答を私は持ち合わせていません。
バンコクなどで「沈没」している人を見るにつけて、無目的に海外で長期間放浪し続けるのは少々危険なことではないかと感じています。
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