私は宿泊業を運営していますが、競合施設が激増
しているため、収益性が急激に悪化しています。ただ、収益性悪化と言っても赤字になるわけではありません。


私の施設のビジネスモデルは費用のほぼ全てが変動費です。しかも物件は現金購入しています。このため、理論上は赤字になる可能性は極めて低いので破綻することはありません。


しかし、利益幅がどんどん薄くなることはあり得ますし、現実には昨年末からすごい勢いで黒字幅が縮小してきました。縮小スピードには目を見張るものがあります。


例年、2~3ヵ月先まである程度は予約が埋まっているものですが、今年の 2月中旬時点で繁忙期であるはずの 4月以降の予約がゼロでした。


この燦々たる結果に、優柔不断な私のお尻にも火がつきました。常々、事業からの撤退を考えていたのですが、ついに本気で動く時が来たようです。


しかし、一旦事業の撤退を覚悟すると、どうせなら最後にひと暴れしてやろうという気が起こりました。そこで、2月20日にそれまでの料金体系を一挙に50%に値下げしてみました!


すると、ガンガンと予約が入り始め、あっという間に 12月まで相当数の予約が入りました。劇的な売上増加を目の当たりにして、自分をビジネスの天才だと思いました
(笑)


毎日のようにどんどん予約が入るので、宿泊業はまだまだイケるなぁ~とニンマリしていました。しかし、宿泊予約は入っているものの、本当に利益が出るのかが心配になりました。


そこで、現時点の手残り収益を計算してみると、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。
ナント、利益幅が昨年比で極端に少なくなっているのです...。


稼働率はあまり変わらないものの、収益率は半分近くに落ち込んでいます。考えてみたら宿泊料を半分にしたのですから当たり前のことですね。


つまり、現状で進行していることは、単なるバナナの叩き売りに過ぎないことがようやく分かりました。私は天才ではなく、簡単な算数もできない単なるバカだったのです...。


現状のまま宿泊業を続けた方がよいのか、賃貸住宅へコンバージョンした方が収益性が良いのかを検討する必要があります。


懇意の不動産会社に賃料査定をしてもらったところ、残念ながら賃貸にした方が収益が高くなりそうであることが分かりました。なんてこった...。


既に年末までたくさんの予約が入っているので、現時点でいきなり廃業するわけにはいきません。低収益に甘んじつつ、来年には賃貸業にコンバージョンすることになりそうです。


今回の教訓は、ビジネスの判断をするときには、きっちり数字を出して検討する必要があるということでした。どうやら、雰囲気だけで判断することは地獄への一本道のようです。






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