先日、日本経済新聞で興味深い記事を見かけました。全国どこでも住み放題 空き家を改築、月 4万円から です。


この記事の内容は、不動産系スタートアップ企業のアドレスが今年の 4月から一定の料金を支払えば全国の施設に何日でも滞在できるサービスを開始したというものでした。


アドレスのビジネスモデルは、大家さんから提供を受けた物件を改装して、それをエンドユーザーに定額で貸し出すというビジネスモデルです。


今話題の サブスクリプション + シェアビジネス という旬の話題を盛り込んだ話題性に富んだビジネスモデルです。興味があったので、アドレスのホームページを拝見しました。


利用できる拠点は地方都市が多く、残念ながら圧倒的多数派である大都市圏住人の需要を満たせるところではなさそうです。


少なくとも、都心に住んでいる人が従来の住居の代わりに気軽に住むと言った利用は難しそうです。アドレスが成功するか否かは分かりませんが、私の感覚では少し難しそうです。


2011年に友人と一緒に立ち上げたスタートアップも不動産系ですが、一部の先進的な不動産投資家を平均像と見誤ってしまい、スケールできずにくすぶっています。


このような苦い経験から、不動産系スタートアップは難しいという刷り込みが出来上がっています。このため、私のアドレスに対する評価は間違っているかもしれません。


翻って、世界には不動産系スタートアップ企業がいくつもあります。その中でも代表的なものは米国の WeWork でしょう。



222 - コピー




WeWork のビジネスモデルは、オフィスビル一棟やワンフロアを借り切って、個人やフリーランサー向けのスタイリッシュな空間に仕立てるコワーキングスペースです。


従来のコワーキングスペースやシェアオフィスと違い、スタイリッシュであることが差別化要因です。破竹の勢いで売上を伸ばしており、各エリアで最大規模の賃借事業者です。


まさに、外観状はスケールに成功した不動産系スタートアップ企業です。一般的にスタートアップは、スケールすることを宿命にしているとされています。


スケールしない企業はスタートアップではなくスモールビジネスと呼ばれています。スタートアップとして有名なのは、Google、Facebook、Amazon、最近では Airbnbや Uberです。


これらの企業群はビジネスモデルこそ違えど、テックの力を借りて事業規模を青天井にすることが可能です。いわゆるスケールする原動力がテックなのです。


一方、これらのテック系企業と異なり、WeWork はスタートアップといえども、スケールする原動力は金融レバレッジにあります。


実物不動産系スタートアップの宿命として、どうしても金融レバレッジをかけざるを得ません。テック系スタートアップと違い、資本政策に頼る率が高いのです。


このようにスタートアップがスケールするには、テックの力を借りるか金融レバレッジの力で借りるかの選択ということになります。


テックの力を借りるスケールの仕方は参入障壁が低いため、一旦成功すると競合が雨後の筍のように出現します。レッドオーシャン化する前にスケールしきらなければいけません。


一方、実物不動産系スタートアップのように金融レバレッジを用いたスケールは、経済状況の影響を強く受けるため、市況に目を配る必要があります。


このようにスタートアップによるスケールと言っても、その原動力はテックだけではないことがわかります。そして、さまざまなスケールの手法には、それぞれ一長一短があります。


もちろん、テックを利用するビジネスモデルの方がスケールしやすいのは事実です。しかし、それにこだわるばかりに視野が狭くなることは避けたいところです。






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